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2006.03.01 |
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★安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革(33) |
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□問い合わせ先 防災交通課(内208) | |||
2005年の愛知県内の地震活動
県内で震度1以上を観測した地震は34回ありました。(阿久比町では9回観測) 東海道沖の地震や新潟中越地震の余震活動が多く影響したためと考えられます。東北・九州でマグニチュード(M)7以上の規模の大きい地震や関東地方でM6前後の地震が発生すると、この地方でも地震を観測することがあります。 愛知県内と県境付近の領域で発生した地震は20回程度で、そのほとんどが愛知県西部から伊勢湾周辺を震源とし、M4前後の地震も比較的多く発生しました。 この範囲でみると2004年に比べて回数も多く、特に愛知県西部でやや規模の大きい地震が発生しました。 地殻変動現象2006年1月には、東海地域でスロースリップが観測され、報道されました。 「スロースリップ」とは、GPS(人工衛星を利用した全地球規模の測位システム)導入で判明した地殻変動現象で、地震が起きるのと同じようなメカニズムながら破壊的な地震波を出さない、ゆっくりとした動きで「サイレント地震」とも呼ばれます。 今回のスロースリップは、紀伊半島中央から愛知県にかけて広い範囲におけるプレート境界付近で発生し、約200キロメートルの距離を1日約10キロの速度で連続的に移動していたことがわかりました。 この活動は2005年7月から愛知県内と紀伊半島では約半年周期で発生していますが、今回のように伊勢湾を越えて連続的に移動したのは初めての現象です。この現象をきちんと理解することは、東海・東南海・南海地震の連動性を解明することに非常に重要であると考えられています。 出典資料(名古屋地方気象台・防災科学技術研究所)
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