●一市町村一国フレンドシップ事業
ソロモン諸島との交流 |
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ソロモン諸島のつどい開催される
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講演をする高濱さん |
3月25日、愛知万博が開幕しました。
町では万博開幕前の3月8日に、フレンドシップ事業の相手国ソロモン諸島を町民の皆さんに知ってもらい、より良い友好関係を図ることを目的に”ソロモン諸島のつどい”を中央公民館本館で行いました。
第1部では前在ソロモン諸島日本大使高濱清さん、万博パビリオンスタッフのエリソン・キエーリさんとジェニー・バリレさん、在東京ソロモン諸島名誉領事館員飛田野圭さん、NPOエーピーエスディ代表理事伊藤健治さんを迎えて歓迎セレモニーを行いました。
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左から高濱さん、
キエーリさん、バリレさん、
飛田野さん、伊藤さん |
町長とフレンドシップ大使山本友秋さんが歓迎のあいさつをし、「阿久比町の皆さんは親切でとてもやさしい。これからも、ソロモン諸島国とより良い友好関係が続くことを願います。万博では6カ月、長久手会場グローバル・コモン6の南太平洋共同館にいますので気軽に立ち寄ってください」とキエーリさんがお礼の言葉を述べました。
第2部では「在ソロモン諸島国日本大使館に勤務して――その思い出」と題して高濱清さんの講演会を行いました。
講演では、ソロモン諸島国はとても魅力のある国であると述べ、歴史から現状、在任当時のエピソードなどを披露し、「今、自分の生き方に戸惑っている日本人が異文化交流を通じて将来の生き方、日本のあり方に何かヒントが得られるのではないかと考える。国際化を目指す阿久比からの発信に期待したい」と結んでいました。
高濱さんは2002年から2004年までの2年間、在ソロモン諸島国日本大使館に勤務され、赴任当時のソロモン情勢は不安定な治安状況期から経済復興期への転換期だったそうです。
◆東部小学校で歓迎会
万博パビリオンスタッフのキエーリさんとバリレさんは、東部小学校を訪問して5年生の児童と交流を深めました。
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二人に質問する東部小児童 |
児童は、手づくりのアーチで2人を出迎え、「世界に1つだけの花」「八木節」の演奏や踊りを披露しました。
質問コーナーでは2人を相手に活発な問答が行われ、児童の1人が「ソロモン諸島の国歌を歌ってくれませんか」と頼むと、キエーリさんが「オーケー。歌いましょう」と児童の前で国歌を披露しました。
竹馬やだるま落し、羽根つき、けん玉などの日本の昔ながらの遊びも紹介し、2人も児童たちに誘われて挑戦しました。
短い時間でしたが、皆さんとても楽しそうでした。
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