第203号 令和6年11月1日発行

一般質問 町政を問う > 竹内 啓視 議員

竹内 啓視 議員

竹内 啓視 議員(幸福実現党)

創業支援の現状と今後の計画は

町商工会と情報共有し連携して対応する

   …町長   …副町長   …教育長    
  …総務部長   …民生部長   …建設経済部長   …教育部長
 阿久比町を「夢のあるまち」にするには、様々な角度から検討し、アプローチする必要があるが、その一つとして、町内で創業を目指している方への支援や、既存の経営者への支援がある。
 その支援を目に見える形にして、町民から愛される企業にできないか、また郷土愛を育む一助とならないか、と考えている。
 創業支援事業計画において、過去5年間の支援状況。
 本町の創業支援事業計画における町商工会によるハンズオン支援は、令和元年度は1件、2年度及び3年度は0件、4年度は2件、5年度は0件である。
 創業支援事業信用保証料補助金制度において、過去5年間の利用状況。
 本制度の過去5年間の利用はない。
 資金調達において、クラウドファンディングなどを利用することで、事業内容がオープンになり、町民からの支援も得られる可能性があるが、町としてアドバイザー的な動きはできないか。
 資金調達においてクラウドファンディングは有効な手段の一つだが、町がアドバイザー的な立場で支援することは検討していない。
 創業支援での課題と今後の計画。
 創業支援での課題と今後の計画については、創業希望者それぞれが抱える課題は大きく異なり一つの支援では難しいため、まずは創業希望者に適切な相談窓口を紹介することが重要である。町商工会の経営指導員等に相談することをお勧めする。
 クラウドファンディング等の利用の支援は町商工会と情報共有し、創業支援に対する新たな支援策は、町商工会等との連携の中で検討する。

中小企業への支援と今後の計画は

ニーズに合った支援策を検討する

 県や町において、中小企業への資金面の支援制度が複数あるが、利用状況は。
 町内の中小企業が資金を円滑に融資できるよう、6取扱金融機関8支店へ運用資金を預託する小規模企業等振興資金融資制度の5年度の利用状況は14件である。
 また、この制度で融資を受けた中小企業の信用保証料を支援する保証料補給補助制度の5年度の申請件数は16件で、総額66万300円を補助した。現在、町内の中小企業等を支援する事業者電気・ガス料金高騰対策支援事業補助金を11月末まで受け付けている。
 異業種マッチングのようなアイデアなどの支援はできないか。
 町単独での異業種マッチング支援は、町内の事業所数などの規模感からすると、難しいと考える。町商工会では「食」を通じた産業間の連携を促進させることを目的に、異業種交流会を開催している。町内の中小企業者には、町商工会の会員となり、会員間の交流から新たなアイデアの創出につながると考える。
 中小企業への支援に関する課題と今後の計画。
 町商工会では、地域内の事業者への巡回訪問等により、事業者が抱える経営課題の把握と解決に向けた支援を行っている。引き続き、町商工会や様々な関係団体と連携し、それぞれの団体の活動を支援して行く中で、町内の中小企業者のニーズに合った支援策を検討する。

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