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(JCPあぐい)
全ての子どもの居場所づくり
調査・連携推進を進める
… 総務部長
… 民生部長
… 建設経済部長
… 教育部長
- ここ阿久比町で「全ての子どもが」「多くの居場所を持ちながら」「多様な学びの機会に接することができる」ための現状の取り組みと課題は。
現状の子どもの居場所となり得ている場と学校、園がどのように連携や協働を図っていけるか、担当各課と協力して調査・連携推進を進めている。
- 学校に行かない選択をした子ども、または行けない子どものための居場所は町内にいくつあって、どこか。
町が管理する施設は、阿久比町スポーツ村クラブハウス内の教育支援センター「こすもす」の1カ所。
- 「こすもす」の登録児童数、体験児童数の推移は。
令和元年度4人、2年度5人、3年度5人、4年度8人、5年度は9月1日現在で13人。体験者数は令和4年度17人、5年度は9月1日現在で11人。
- 適応指導教室という呼称を変更できないか。
掲示や配布書類などはすでに、「教育支援センター」とし、柔軟な記載変更の対応をとっている。
- 「こすもす」の利用生徒は年々増加している。増室や広い場所への移転など、今後の課題と計画は。
阿久比町スポーツ村クラブハウス内にあるトレーニング室をアグスポへ移転することに伴い、クラブハウス内の活用方法とともに検討していく。
- 学校連絡・情報共有サービスCOCOO(コクー)にて欠席の連絡をおこなう際の「理由」欄に、「介護・家の手伝い」という選択肢がある。この選択肢は、いわゆるヤングケアラーに該当すると考えられるが、この項目を選択して欠席する児童生徒数とその推移は。
令和3年度は0件、4年度は小学校で5件、中学校で4件。令和5年度は1学期間で0件。状況に応じて、関係機関、スクールソーシャルワーカーや家庭児童相談員とも協力・連携し、対応している。
- 同じフリースクールに通っていても、自治体によって出席扱いになる場合とならない場合がある。出欠の基準をどのように考えるか。
要件を満たせば、校長判断で指導要録上出席扱いとすることができる。フリースクールと名が付けば全てが認められるものではない。
PFASによる阿久比川の汚染
疑問や不安の払拭に努める
阿久比川にて、永遠の化学物質(フォーエバーケミカル)と呼ばれる有機フッ素化合物「PFAS」が検出されたことが2021年度の環境省調査にて公表されている。その値は、当時の調査結果としては県下最高値で、99ng/Lである。
その毒性については、子どもの発達の遅れ、一部がんのリスクの増加など、さまざまな影響があることが研究されている。
- 2021年度の調査地点として阿久比川(半田大橋)が選ばれた理由は。
県において、昭和48年度以降、毎年度、水質調査を行い、調査結果を公表しており、衣浦湾に注ぐ境川等水域のうち、知多半島内を流れる河川では、阿久比川が選定されている。
県に問い合わせたところ、阿久比川が昭和46年度に指定された際に、阿久比川の利水状況や支川及び汚濁源の位置を考慮し、半田市の半田大橋を設定している。- 水や土壌が汚染されることによるホタル、ひいては人への影響を懸念する。
現時点で、国等からの通知等はないが、その影響に関する住民の疑問や不安を少しでも払拭できるよう、県と連携していく。
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