第198号 令和5年8月1日発行

一般質問 町政を問う > 新美 三喜雄 議員

新美 三喜雄 議員

新美 三喜雄 議員(新済会)

緑の基本計画

住民との連携も含め推進していく

… 総務部長 … 民生部長 … 建設経済部長 … 教育部長

 「阿久比町緑の基本計画」が令和3年度〜令和12年度の計画期間として立てられている。
 まちの将来像「輝く子どもたちをみどりが包むまち・あぐい」と設定し、河川・ため池・農地・丘陵地などの緑は、本町を特徴づける都市の緑の骨格として保全していく。
 また、少子高齢化や災害リスクの顕在化や社会情勢の変化に応じ、公園整備・災害防止・生物多様性の確保・環境改善等、多様な機能を発揮する緑地の保全整備を目指し、緑地の持続可能な維持管理体制を構築するとある。
 計画の基本方針別に、大まかな計画の進捗。
 「緑の保全の方針」では、市街化の進展に伴い、減少傾向にある緑地の保全をしている。
 「緑の創出の方針」では、公園・緑地の整備を開発事業者に求めている。
 「緑の育成の方針」では、各行政区と連携し、公園・緑地の維持管理体制を維持していく。
 昨年の大雨災害にあるような河川護岸の崩壊に関連して、町の河川やため池の保全・整備体制。
 定期パトロールの巡視で異常箇所の発見に努めているが、町内全てを巡視することは困難なため、地域住民からの情報提供が重要である。河川・ため池は、補助金等を交付し、各行政区の組織で、保全に取り組んでおり、災害時に施設が破損した場合は、県または町で応急復旧をしている。
 町奨励として四季の景観づくりである花壇づくりについて現状。
 地域の団体や個人が自主的に花壇づくりに取り組んでいるところが3箇所ある。
 地域の活性化や、にぎわいをもたらす園芸福祉を推進し、地域住民の協力のもと、緑地の整備に活用してみては。
 町として、こうした取組みを広げていきたいと考えており、園芸福祉を推進したいという要望があれば、相談を受ける。

「町みんなの菊花展」のこれから

菊づくり有志の会を期待したい

 本町のにぎわいの場であり、観光資源でもある、この菊花展が、残念ながら令和3年度を最後に運営母体であった菊花連合会が解散され、各地区の有志が地区展示会にて細々と菊づくりをつないでいる。
 菊づくり団体に対し、わくわくコラボ事業申請を勧めているが、菊づくりは、この事業になじまないと考える。
 地域の菊づくりを支援するにあたり、まちづくり活動を支援する目的と、住民代表の審査委員会による書類審査と企画団体等による公開ヒアリング審査を経て事業採択される「住民税1%町民予算枠制度」に応募いただくことが相応しいと考えた。新たな組織が設立される場合は、新たな支援策を検討する。
 有志の会を発足し、新たな受け皿で、町民の集う場づくりを復活させたいが、考えは。
 菊花展は重要な観光資源の一つである。新たな有志の会が設立される場合は、支援策を検討する。また、菊花展を、芝生広場等を使用して開催することは可能と考える。本年も菊花愛好家等から役場庁舎に菊花を展示していただける方を募集する。

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