第197号 令和5年5月1日発行

一般質問 町政を問う > 新美三喜雄 議員

新美三喜雄 議員

新美三喜雄 議員(新済会)

夢ある阿久比町を実現するには

地域コミュニティをさらに支援する

… 総務部長 … 民生部長 … 建設経済部長 … 教育部長

 町政の課題は、
①住環境の整備・維持
②出産・子ども環境
③障がい者・高齢者環境
④農工商の発展
⑤教育文化スポーツ振興
の5つが重要である。
 町民の声を反映させるための手段は、今まで工夫がされているが、十分か。
 十分ということはありえない。電話やHP、まちづくり懇談会、アンケート調査、住民税1%町民予算枠制度「わくわくアイデア事業」など様々な方法で町民の声を集めている。今後も声を集める手段を検討していく。
 現在、南部・東部コミュニティ推進協議会が発足しているが、そもそも町としての意図・活用はどう考えるか。
 協議会の設立目的は、地域連帯意識を育て、住みやすい地域づくりを推進すること。地域の課題は地域で解決する組織となることを期待する。
 今後のコミュニティ推進協議会のありたい姿をどう考えるか。
 顔のみえる地域づくりを進め、地域課題の解決や地域の特性を活かした様々な活動を自主的に行い、活性化するように支援する。

出産・子育て支援は

幼保小中一貫教育の再構築を考える

 国は、異次元と名打って将来の人口減少を食い止める策を検討している。各自治体で異なる事情を抱かえているが、本町の事情を踏まえた有効な支援が望まれる。
 本町の出産・子育て事情の分析と課題をどう見るか。
 本町においては、これまで自然増・社会増の要因から、未就学児が増え続けたが、最近の出生数は年々減少している。
 児童数増加年代の移行に合わせ、乳児期、幼児期、学童期、中学期、それぞれに生じる課題に適切に対応してきている。
 幼保小中一貫教育の今までの実績と効果を、どう考えるか。
 保育者、教員、園児、児童、生徒、家庭、地域、各段階での切れ目のない接続を実現するため「連携」を図ってきた。「二十歳の祝典」への高い出席率と厳粛な雰囲気で町長や来賓のメッセージに聞き入る様子は、プロジェクトを通じ社会で生きていく必要な人間性を育み、社会の一員であるという自覚を持つことができた結果だと考えている。
 今後取り組むべき課題は何か。
 今後、急激な子どもの増加は見込まれず、徐々に減少することを想定しており、これに合わせて、事業の再構築を考える時期にきている。

高齢者介護施設は

入所施設は民間を誘致

 「住みやすい町・住み続けたい町づくり」に欠かせないのは、さらに増える高齢者の福祉施策の充実は重要なテーマである。
 高齢者介護施設は、本町の通所・入所に分けた充足状況はどうか。
 入所施設は、ほぼ飽和状態と考えられるため、令和4年度に民間の入所施設を誘致。町内の通所サービスは、極端な不足と考えていない。

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