第196号 令和5年3月1日発行

 宮津山田地区は超高齢化社会の真っただ中にあります。現在、約320世帯900人の住民が住んでいますが、75歳以上が30%、65歳以上が40%と高齢者が特に多い地域となります。また、高齢者の1人世帯や要支援者も多く、災害が発生した場合の的確な判断と機敏な対応が出来ない状況です。加えて、耐震補強されていない古い木造家屋が多く、南海トラフ地震での倒壊や火災発生による被害が甚大となる恐れがあります。

 このような状況の中で、能動的で継続が可能な自主防災組織作りが課題でした。そのため、長年運用されてきた自治会と協調することが良策であると判断し、自主防災会は自治会3役が中心となり3年間継続して委員となる方式とし、有識者による組織作りを構築しました。また、その委員を退任すると火消し隊の隊員となる方式も構築しました。

 次に、住民の安否確認に注目しました。災害が発生した場合の行方不明者の把握や、家族との緊急連絡などの調査が必要と判断し、住民調査アンケートを実施、安否確認の台帳を作成しました。この調査は住民の皆さんの協力と、個人情報の厳正な管理を元に毎年更新しています。

※午前10:00〜開催予定です。日程は変更になる場合があります。詳しくは阿久比町ホームページの議会事務局お知らせをご覧ください。

編集後記

 田中清高 新町長のもと初の第4回定例会が開催されました。今回の一般質問は、就任時の所信表明に基づき町民により解り易くするために、議員9名が質問に立ち論戦をかわしました。町長と共に議会も「リスペクト精神」の理念を基に、改革を実行し、町民皆様のご意見ご要望の基づいた第6次総合計画を推進し「夢ある阿久比」の実現に奮闘して参ります。

議会だより編集特別委員会
委員長/新美三喜雄          副委員長/小柳みゆき
委  員/久保 秋男   委  員/瀧塚 政明
委  員/竹内 卓美   委  員/山本 良輔