第196号 令和5年3月1日発行

一般質問 町政を問う > 小柳みゆき 議員

小柳みゆき 議員

小柳みゆき 議員(桜海会)

新教育長就任の抱負

ともに学び、ともに生きる

… 総務部長 … 民生部長 … 建設経済部長 … 教育部長

 新町長と新教育長就任で新しい阿久比町政が始まった。
 多くの町民が今後の阿久比に期待している。
 その中で、未来を担う子どもたちのために教育長として、どのように考えているか。
 新教育長就任の抱負。
 ①幼保小中一貫教育プロジェクトは、阿久比町の特色として継承する。
②「ともに学び、ともに生きる」気持ちを大切にする教育を目指す。
③山積している教育の今日的課題に地道に取り組んでいく。阿久比町で学んでよかったと思うような教育を進めることが重要。「住んでよかったと思える町」となるよう阿久比の教育のため尽くしていきたい。

高校生までの医療費無償化

まずは入院分から実施

 高校生の医療費の無償化(高校3年生まで医療費助成の拡大)は、子育て世代にとって大きな関心事であり、多くの保護者から希望されている。取り入れる理由と内容について。
 これまで「高校生までの医療費の無償化は町の財政では難しい」と言われてきた。今回取り入れる理由。
 今後増加が見込まれる高校生世代への子育て支援の拡充や近隣市町の状況などを考慮し、令和6年度から入院分の助成を検討していたが、早期に実現したいとの意向を受け、令和5年10月診療分から実施できるよう準備を進めている。
 医療費助成の対象範囲。
 まずは、入院分の医療費助成を実施し、通院分については毎年、多額の予算が必要になるため十分検討し、将来実施できるようにしたい。
 また、対象者は、在学生か社会人であるかは問わずに18歳に達する日以降の最初の3月31日までを対象に助成をしていく方針。

幼保こども園の安全安心

国の法令基準以上に配慮

 近年、登園や降園時の子どもの死亡事故や虐待が多く聞かれた。このような痛ましい事故や事件を起こさないため本町での現在と今後の取り組み。
 送迎バスの園児の降車や園児の登園降園について本町の安否確認の方法やマニュアル等は。
 バス登園については、国の法令基準にない添乗員もつけ安全に配慮している。
 バスを使わない場合もスマートフォンのアプリや電話連絡等でも登園降園に配慮し、安全に努めている。
 厚生労働省の保育所保育指針による乳幼児期の「養護と教育」について本町の方針と対策。
 子どもの人格形成に大変重要なことととらえ、生命の保持と情緒の安定を図り、遊びの中で身につける教育的五領域「健康・人間関係・環境・言葉・表現」を基本とし、保育所等も「教育機関」と考えている。
 人員の面でも、町立園は、国の基準を満たし、担任は全て正規職員とし、状況に応じ、加配保育士、早朝・延長保育の保育補助員、休憩・年休対応保育士を配置、手厚い保育に努めている。
 私立園は、経営方針等もあるが、国の配置基準に沿った保育士が確保できるよう補助金等の財政支援を行っている。

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