一般質問 町政を問う > 新美三喜雄 議員
(新済会)
新町長の所信表明を聞く
組織の意識改革により提案力を上げる
… 総務部長
… 民生部長
… 建設経済部長
… 教育部長
無投票当選により、町民の皆様には、政策論がはっきり見えないという声もある。ただ昨年12月27日の所信表明では、歴代の方に比べ、重要度の高い4つの課題に絞られたことは、解り易さを意識された内容だと感じる。その中身についてより具体的に伺う。
ご自身のスポーツ好きの紹介の中で「リスペクトの精神」という言葉があるが、夢ある阿久比の実現にどう活かすか。
- 「リスペクトの精神」とは、具体的にどういうことか。
自分と異なる考えを持った人たちを排除するものではなく、全ての人に感謝と敬意をもち、理解し尊重することで、これからの夢ある阿久比町をつくりあげていきたい。
- トップダウン型から職員自ら考えを提案するボトムアップ型の施策を基本に推進するとは、どのように実現するか。
職員同士が互いに認め合い、切磋琢磨することで、モチベーションとチャレンジ精神の向上を図るとともに、どんなことでも提案することができ、意思決定される組織体制を目指す。まずは職員の意識改革から着手する。
「住み続けたい調和のとれたまちづくり」の課題である道路等のインフラ整備と財源の確保について。
- 自主財源確保のための企業誘致には、まずは道路整備が必要だが、どう構想しているか。
本町の工業団地は、全て土地改良事業における非農用地の創出によるもので、県企業庁により開発された工業団地である。
県が企業立地する条件のうち、「地区計画の策定」における道路整備は、既存の道路の活用も有効であるため、その立地計画も検討していく。また、都市計画道路の進捗状況を勘案しながら、近傍で立地計画が立案できるようであれば、検討していく。

- 公共施設の老朽化対策が必要な施設とは。
公共施設のうち建築物は総数で103施設である。建築後30年を経過した施設は、延床面積で約2/3を占めており、老朽化が進行している。今後、計画的に保全等により長寿命化を図り、維持・修繕や更新費用の縮減することを目的とした長寿命化計画を策定しており、適正な施設管理に努めていく。喫緊の対策が必要なのは学校と子育て支援施設でこの計画に基づき改修事業を進める。

「安全で安心なまちづくり」の課題である地域との連携について。
- 共助と公助のあり方が、不透明との声があるが、これからの課題をどう考えているか。
災害時に共助・公助が互いの不足部分を補えるよう、地域と行政が一体となった防災訓練等を実施していく。
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