第193号 令和4年5月1日発行

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山本 恭久 議員

山本 恭久 議員(黎生の会)

脱炭素社会の実現に向けて

「ゼロカーボンシティ」宣言には慎重

… 総務部長 … 民生部長 … 建設経済部長 … 教育部長

 「ゼロカーボンシティ」の宣言と、カーボンニュートラルに向けた取り組みへの見解。
 低炭素・循環型社会の構築や、再生可能エネルギーの導入推進、森林等の吸収源対策など、どのような施策でゼロカーボンを目指すことができるのかを国内の宣言状況や取り組み内容を調査研究し、検討する。
 再生可能エネルギーの利用拡大に向けた取り組み。
①住宅用太陽光発電システム設置補助金の評価と見直し。
②公的施設における今後のエネルギー計画。
HEMSヘムス

エネルギーを見える化し、家電・電気設備等を最適に制御する管理システム。

 ①住宅の屋根に設置する太陽光パネル・蓄電池・HEMSの一体導入に対し、補助金(上限10万円)を交付している。
過去3年間の実績から、次年度も事業の継続を考えている。
②道路、公園、体育館等の照明のLED化推進。庁舎内におけるエアコンの適切な温度管理。昼休み時間の消灯などの節電対策。公用車を電気自動車に切り替える。等々の取り組みを推進していく。
 電気自動車の普及促進に向けた取り組み。
①公用車の電動化更新計画と、充電スタンドの設置計画。
②電気自動車購入補助金対策。
 ①令和4年度に軽自動車規格の電気自動車を1台、試験導入する。
充電スタンドの設置は、普通充電設備を公用車駐車場に設置する予定である。今後、電気自動車の普及率が高まれば、急速充電スタンドの設置についても検討する。
②東浦町が次世代自動車購入費補助金を実施している。県では、先進環境対応自動車導入促進費補助金として、中小企業等の事業者に補助金を実施している。今後、近隣市町の状況を参考に検討する。

エキノコックス対策にみる野犬対策

調査と注意喚起を継続

 これまでのエキノコックス対策と、その考え。
 平成29年4月以降、本町では検出されていないが、その危険性について、町のホームページで注意喚起している。
 農業や観光資源への影響と対策。
 農協と観光協会に確認したところ「風評被害は無い」との回答があった。
 住民への注意喚起。
 ・野山に出かけ帰ったときは、よく手を洗う。
・野犬や野生動物にはむやみに触れない。触れた場合は、よく手を洗う。
・衣服や靴についた泥はよく落とす。
・沢や川の生水は飲まない。
・山菜や野菜、果物等はよく洗ってから食べる。
・犬の放し飼いをしない。
・犬の糞便は適切に処理する。
 引き続きホームページで呼びかける。
 野犬捕獲対策。
 10基の檻を保有しており、阿久比地区に1基、矢高地区に1基、植大地区に4基設置している。
 野生動物保護の観点から、捕獲後の対応や、心掛けていること。
 野犬は、「狂犬病予防法」により捕獲しており、キツネやタヌキ、猫は、他の法律により駆除目的で捕獲できない。
 檻に野犬以外の動物が掛かった場合は、保護の観点から直ちに開放している。

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