第192号 令和4年2月1日発行

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新美三喜雄 議員

新美三喜雄 議員(新済会)

町の2大文化の継承

意見を述べる立場にない

 菊花連合会が、11月17日の理事会において解散の決議がされ、地区から伝統ある町菊花展が開催されない事に、不満がある。加えて阿久比谷虫供養についても、各担当地区の開催場所や文化財保管場所及び開催費用に関し負担が大きく今後の運営が危ぶまれている。町としてこの2大文化の継承について、どのように考えていくか大きな岐路に立たされている。

… 総務部長 … 民生部長 … 建設経済部長 … 教育部長

①町菊花展
 令和4年度予算にて補助金の対象になるのか。
 4年度当初予算への要望は、柔軟に対応したいが、菊花連合会の不適切な会計処理が問題となっている今、事業主体、事業内容、事業予算案が何も決まっていない現状では予算計上できない。
 菊花展の規模を縮小し開催方法も簡便にして存続させていくことは、町にとって重要だが、どう考えるのか。
 町にとっても重要なイベントの一つであり、町民の目を楽しませていただいたことは、うれしく思うが、開催方法について意見を述べる立場にはない。
②阿久比谷虫供養
 当面の開催地区だけの課題とせず、全ての開催地区の代表で協議し、今後の存続について検討すべきと思うが、町として、文化遺産の継承・存続を促進するという視点からどのような考えか。
 八百年以上受け継がれてきた虫供養は地区の皆さんのご尽力により守り継がれており、保存会の議論の中からより良い方策を導き出し、未来へと引き継いでいただけるようお願いしたい。町として、指定文化財である掛軸は、当番地区へ補助金を交付していく。

区長・自治会長からの要望書

年2回進捗を回答する

 各地区からの要望事項は、住民の意見を基に区長・自治会長が内容を確認し、区会審議のもと、町に提出されているもので、住民の満足度の大きなバロメータになっている。
 実施についてわかりやすくすることが、住民へのフィードバックには必要なことだが、受付けた案件のすべてに関し、区長・自治会長には回答すべきだが、どうか。
 予算や緊急度などから優先順位をつけ、地区によって偏りが出ないよう対応している。
 実施済みの案件は9月末に中間報告を行い、翌年の3月末に対策状況の進捗を、区長・自治会長に回答する。

第6次総合計画 1年目

半期では評価できない

 11月15日広報にて今年度の上半期の予算消化実績が示されたが、住民が知りたいのは、実施された政策の進捗である。
 進捗が悪い政策に対し、今年度後期以降どのように反映させるのか。
 予算執行は年度末に行われる事業が多く、一概に進捗が悪い政策という判断はできない。総合計画の中間評価は令和7年度に実施する予定。
 令和4年度予算編成が進む中で、編成方針は。
 「いのちを守るまちづくり」に主眼を置き、住民の生命や生活を守るために必要な施策を計上し、「輝くこどもたちをみどりが包むまち・阿久比」を目指す。

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