一般質問 町政を問う > 杉野 明 議員
問 愛知県の福祉医療費削減
答 強く現状維持を望む
知事の「公約」である減税をし、その一方で県民に負担増を図ることは本末転倒。
特に、子ども医療費などの制度を拡充してきた市町の福祉向上の施策に「逆行」するものである。
県の見直し案は。
県が示した3案は、患者の一部負担金を平成26年度から、所得制限を平成29年度から導入するものである。
見直し案に対する町の意見は。
制度の後退は考えられず、強く現状維持を望む。
見直し案の本町の影響は。
福祉医療の合計は、県の見直しで
(案1)1,820万円
(案2)2,980万円
(案3)1,550万円
の医療費が抑制される。
県に対して、見直ししないように要望していく必要があると思うが。
現行制度の維持、子ども医療費助成制度の拡充を常に要望している。
町として現行制度を維持の考えは。
近隣市町の動向に注視し、慎重に検討していく。
問 生活保護費削減
答 改正で廃止になる世帯はない
生活扶養基準引き下げにより、3年かけて総額740億円の生活扶養費の削減計画が今年8月より実施される。
基準引き下げによる他の制度への影響、それぞれの事業名と影響額は。
基準改正で生活保護廃止になる世帯はない。
仮に非課税限度額の見直しがあり、所得区分が変更になると、右表のような影響がある。
同様に高額介護サービス費や保育料等にも影響がある。
準要保護者に対する就学援助等の地方単独事業については、それぞれの自治体の単独事業となるが、これらの事業が後退することはないか。
児童扶養手当の所得制限を準用のため、影響はない。
問 風疹予防接種の補助
答 7月から実施
全国で風疹予防接種の補助をする自治体が増え、愛知でも県、名古屋市に続き大府市等も補助の方針が出されている。
阿久比町で実施する考えはあるか。
風疹予防接種の補助については、6月中に要綱を作成し、7月から実施したいと考える。
実施する場合、支援の内容により対象者は異なるが、予算額はいくらか。
対象者は、妊娠を予定又は希望している女性及びその夫で、400人を見込み、県と町で2,500円ずつ負担した場合、事業費は200万円で、町の負担分は100万円になる。
保健センターで行われるBCG予防接種の様子