第145号 平成22年5月1日発行

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山本 幸司 議員

山本 幸司 議員

Q 上水道事業の広域化

A 既設配水池の容量不足


Q

配水タンク
配水タンク

 町は板山に上水道タンクを、7億5,000万円かけて建設しようとしている。

 厳しい財政状況が予測される中、また水道料金が知多半島で一番高い現況で、住民のために本当に有益な施設と言えるのか。

 現地には、県と半田市のタンクがあわせて3基ある。

 経済的・効率的にも、県並びに半田市・東浦町とも協議をし、広域的な上水道運営を図ることが、将来に向けて肝要では。

A

 広域化に関して半田市に伺ったところ、阿久比町への分水は、既設配水池の容量不足による新規配水池の建設、事業認可等の変更が必要であり、不可能との回答でした。

 町の西部丘陵地にある2カ所の配水場から阿久比川を横断し東部地域へ給水する本管は各一本のため、地震等で破損した場合には供給困難になることも考えられます。板山地内に建設する第3供給点は、水道水の安定供給にとって重要な施設です。


Q 本町の発展と住民サービスの向上

A 自主財源確保と雇用促進

Q

阿久比・矢高地区土地改良事業予定地
阿久比・矢高地区
土地改良事業予定地

 本町の発展、住民サービスの向上の源は、自主財源の確保と増収にある。

 この案件こそ、町長に科せられた責務であり、実践して戴くことである。

 有効な土地利用によって400倍以上の税収増となる実例もある。地域住民が望む土地改良事業等に、町政としての尽力を。

 厳しい不況の中、町政として商工会等との連携による雇用の促進に向けた方策はないのか。

A

 町政運営をする上において、自主財源の確保は重要なことと認識しています。これまでも、工業団地を造成し、企業誘致に努めてきました。策定中の第5次総合計画においても、阿久比・矢高地区と宮津地区の土地改良事業を推進し、工業団地を確保し、安定した自主財源の確保と雇用促進に努めていきます。