第145号 平成22年5月1日発行

Q&A一般質問 > 渡辺 功 議員

渡辺 功 議員

渡辺 功 議員

Q 利便性の高い循環バスを

A バス運行を検討


Q

 近年、各自治体で循環バスが運行されている。

 高齢化社会での移動手段として、極めて重要な施策となっている。

  1. 知多5市4町の運行実態と利用状況さらに運行に係る経費等について。
  2. 平成14年に「循環バス運行検討委員会」を設置しているが、その時の議論内容は。
  3. 以降8年が経過し、今回第5次総合計画において循環バス運行を推進するとした理由は。
  4. 今後検討にあたっての運行コースおよび運行費用の考え方について。
  5. 「デマンド交通」に対する見解は。

A

  1. 大府・東海・知多・常滑市、東浦・美浜町で運行中、各市町の運行形態・時間帯・経路、利用状況、経費はさまざまです。
  2. 5回の検討委員会を開催し、時期尚早、タクシー助成の充実、路線バスの継続等を取りまとめました。
  3. 路線バスの廃止、高齢化率の上昇さらに住民からの要望が多く出たためです。
  4. 検討委員会で、デマンド交通も含めて適切な運行形態等を検討します。


Q 境界変更に関して

A 行政サービス向上に努力

Q

 高根台の居住者から「高根台を阿久比町から東浦町に行政区を変えることはできないか」との声が多くある。

 したがって「境界変更」に関して、町当局の見解を伺う。

  1. 境界変更の定義等について。
  2. 県内における境界変更の事例と特徴について。
  3. 境界変更を実施する場合の手続き等、その流れについて。
  4. 具体的に本件の場合は、どのような条件が整うと境界変更が可能か。
  5. 高根台団地のケースで、異動する人口および本町の税収に与える影響額は。
  6. 本境界変更について町の見解は。

A

  1. 廃置分合(いわゆる合併のこと)による市町村の新設または廃止を伴わずに、単に市町村の区域のみを変更すること。
    本町においても、過去に面的整備事業等による土地の形状変更等に伴う、市町の境界変更はありました。
  2. 土地改良事業など、面的整備事業等によるものがほとんどで人口異動の多い事例はありません。
  3. 関係する市町村からの申請に基づき、知事が県議会の議決を経て処分を行います。また、関係市町村の申請についても、それぞれ市町村議会の議決を経て行うこととされています。
  4. 当地区が、東浦町に境界変更を要する確固たる理由が必要です。
    あわせて阿久比町、東浦町双方の住民(住民投票等)及び議会の意向の統一が必要であります。
  5. 2月1日現在で人口1, 632人、影響額は約1億7,800万円です。
  6. 団地としては一体化しているものの、阿久比町が上下水道などのインフラ投資をしていること。また異動する人口が半端ではなく、かつこの住民が収めている税も水準も高く、阿久比町にとって税収に与える影響が大であり、基本的には認めにくいと言わざるを得ません。