


このたび、私、去る5月12日の臨時会におきまして、議員の皆様方のご推挙により、議長の要職に就くことになりましたことは、誠に身に余る光栄であります。
また、知多郡の議長会の会長職兼務でもありまして、責任の重さを痛感している次第であります。
私は、もとより浅学非才でございますが、阿久比町の発展と円滑な議会運営のため、誠心誠意努力いたす所存でございます。
さて、現在は、米国からの「リーマンショック」に始まる世界同時不況の中にあります。日本の各企業も苦しみながらもがんばっており、こうした状況を一日でも早く克服することを願うものであります。
また、自治体をめぐる環境も日増しに困難を極めています。経済危機による、財政の縮小、あるいは、環境整備問題、少子高齢化に伴う諸問題等多くの難問を抱えております。
町議会もこのような危機感を共有し、町政状況を客観的に把握し、その場しのぎではなく、将来に問題を先送りすることのないよう努めることが大切であると考えております。
現在、阿久比町では、第5次総合計画の策定に向けての取り組みが始まりました。
財政状況は、極めて厳しい中ではありますが総合計画は、それぞれの自治体の政策の基本となるものであります。この総合計画に基づいて、安全で安心して暮らせる安定した町づくりのため予算を編成し、政策を実行して、町民が、阿久比町に住んでよかったと実感できる町をめざします。
最後に、町民の皆様の一層のご指導、ご鞭撻を心よりお願いし、議長就任のご挨拶といたします。
