(全員賛成) 地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の延長に対する意見書
提出者 竹内 松彦議員
(全員賛成) 教育予算を大幅に増額し、子どもたちにゆきとどいた教育を求める意見書
提出者 勝山 制議員
(全員賛成) ヒブワクチンの早期定期予防接種化を求める意見書
提出者 大村 文俊議員
(賛成多数) 「核兵器廃絶」を求める意見書
提出者 杉野 明議員
反対討論 三留 享議員
この意見書の問題点は、現時点での非核三原則の厳守宣言である。
わが国は40年前から非核三原則を方針としているが、他国の核兵器の脅威に対しアメリカの「核の傘」で守られているのが現実である。今、北朝鮮は国際世論の反対にもかかわらずミサイル開発や核実験を強化している。このときに当り、最も脅威にさらされているわが国が一方的に宣言することは、国際的圧力を乱すことであり、わが国の安全を危うくするものであると考えるので反対である。
賛成討論 澤田 道孝議員
地球の環境破壊の現状を見ても判るように、世界は最早、自国の事のみを考えている訳にはいかない。地球の安全、人類の平和を考えた上で、米オバマ大統領が、核廃絶を宣言したように、わが日本が唯一被爆国の国民として、世界に何ができるかを問わねばならない。今日、世界の核保有国は戦争をしないでいられるのだろうか。核兵器が戦争の抑止力とは成り得ないことを自覚すべきである。人間が対峙する時、左手にピストルを構え、右手で友好の握手など有り得ない。まず武器を捨てなければ、真の平和は訪れない。今日の日本の平和は、全く罪のない300万人以上といわれる国民の犠牲の上にある事を自覚し、40万人とも言われる被爆者の代弁者として、世界に「核兵器廃絶」を声とすることは「二度と過ちを繰り返さない誓い」として、当然の事である。