広報 あぐい
2007.06.15
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ホタルの保護活動に努めることを確認

〜あぐいのほたる〜

 

− ほたるサミット北九州に参加 −


共同宣言を読み上げる北九州市長

「第19回2007ほたるサミット北九州」が5月28日に福岡県北九州市で開催されました。

ホタルの保護に取り組む全国7市町(宮城県登米市・滋賀県米原市・和歌山県紀の川市・岡山県真庭市・山口県下関市・福岡県北九州市・愛知県阿久比町)が集い、自然の保護に努め、ホタルを通じて生活環境の整備などを促進し、活力ある緑豊かなふるさとづくりを推進することを目的に、ホタル保護などに対する取り組みの発表や意見交換の場として平成元年から参加市町の持ち回りで行われています。

北九州市は、都市化や工業化が進み、その弊害として大気汚染と水質汚濁などの公害問題が深刻化し、一時期ホタルが姿を消しました。市では環境浄化のため、下水道などの整備を進め、今では魚や鳥が集まるきれいな川に変化し、ホタルも戻ってきました。また、日本で初めて市役所に「水環境課ほたる係」を設け、ホタルの保護活動に力を入れています。

「つたえよう輝くほたるの光を」をテーマに開かれた、「ほたるフォーラム」にパネリストとして参加した竹内町長は、阿久比町のホタル保護活動や学校でのホタルを通じた環境教育などを報告しました。

最後に参加市町長から「水と緑に恵まれた自然環境を生かし、ホタルの保護活動に努め、自然と共生できる地域づくりを推進します」など今後もホタルの保護活動を続ける内容の共同宣言が発表され、サミットは閉幕しました。

次回は、山口県下関市で開催されます。



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