広報 あぐい
2005.12.15
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第11回 阿久比町福祉のつどい

〜まちの話題〜

相手の身になり、思いやりの心を

11月27日、阿久比町社会福祉協議会の主催で、「第11回阿久比町福祉のつどい」が中央公民館と役場前駐車場で開催されました。

“常に挑戦” 女優 忍足亜希子さん

女優の忍足(おしだり)亜希子さんのトークショー、福祉体験コーナーなどの催しに約2,000人の参加がありました。

トークショーで忍足さんは、歩んできた道のりや、映画、舞台の裏話を手話で語り、進行役の妹尾映美子さん(松竹エンタティメント所属)が読み取って来場者に伝えました。

講演の中で「ろう者の役は、ろう者の私がやる。そんな思いで、映画の世界に入りました」。これからの夢について「勇気を伴うが、仕事を選ぶのではなく、どんな仕事にも常に挑戦したい」と語っていました。

福祉体験コーナーでは、参加者が車いすや点字などを実際に体験しました。

車いすに乗ったり、押したりと体験する中で、平らな場所では前後に進むことができましたが、段差がある場所ではうまく進めず、体験者はあらためて車いすでの生活がいかに大変かを実感していました。

各コーナーを手伝っていたボランティアの皆さんは「相手の身になって考え、困っている人を見かけたら、やさしく声を掛けてあげてください」と呼びかけていました。

家族で車イスを体験 点字に挑戦する子どもたち 赤い羽根共同募金


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