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2016.02.15


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春の火災予防運動週間
3月1日(火)〜7日(月)

□問い合わせ先 知多中部広域事務組合消防本部予防課 TEL (21)1491

冬から春へ季節が移り変わるこの時季は、空気が非常に乾燥して火災が発生しやすく、また、強い季節風により火災が広がりやすくなります。そのため、火災予防意識の高揚と火災発生を未然に防止することにより、火災による死傷者の減少、財産損失の防止を目的として、毎年この時季に火災予防運動週間を実施しています。

■火災の概要
平成27年中の知多中部管内(半田市、阿久比町、武豊町、東浦町)では、68件の火災が発生しました。火災による負傷者は10人、死者は1人です。
■火災の種別
建物火災38件、車両火災4件、林野火災0件、その他火災26件、合計68件となっています。前年と比べると建物火災5件増、車両火災3件減、林野火災増減無、その他火災17件減となっており、合計で15件減少しています。
前年に比べて出火件数は減少しましたが、まだまだ空気の乾燥する日が続きます。火気の取り扱いには十分注意しましょう。また、寝たばこやたばこのポイ捨ては絶対にやめましょう。灰皿には水を入れ、吸い殻をこまめに処分しましょう。
■出火原因の1位は放火です
平成27年中の出火原因の1位は「放火(疑いを含む)」で17件、続いて「たばこ」で7件、「こんろ」で6件と続きます。
放火は、「放火されない」「放火させない」ことが大切です。次のことに気をつけて放火されない環境を作りましょう。
▽家の周囲を明るくする。(特に夜間、建物の周囲や駐車場は、センサーライトなどを点灯する。)
▽家の周囲に不用な可燃物を置かない。
▽物置や空き家には鍵を掛ける。
▽ごみは収集日時などルールを守って出す。
▽車やバイクなどのカバーは燃えにくい素材のものを使用する。
▽隣近所など地域で声を掛け合う。
■住宅用火災警報器の点検をしましょう
住宅用火災警報器は、火災を早期に発見し、火災による被害を少なくすることができますが、警報器が正常に作動するには、日頃の維持管理が大切です。(特に電池切れに注意しましょう。)
▽定期的に点検ボタンまたは点検ひもで作動確認をしましょう。
▽「ピッピッ」と短い音が鳴ったら電池切れのサインです。電池を交換するか、機器ごと交換してください。
▽機器によって電池寿命が違います。注意してください。
■住宅用火災警報器の取り付けを支援します
住宅用火災警報器を購入してあるのに、まだ取り付けていない世帯で、次の条件に全て該当する場合、消防職員を派遣し、住宅用火災警報器の取り付けを行います。(取り付け料金は無料です。)
@購入したものを自分で取り付けることができない方
A親戚や近隣者などによる取り付け協力が得られない方
B半田市、阿久比町、武豊町、東浦町に在住の方
C平日の午前9時〜午後4時の間に取り付けに立ち会いできる方
※電池式の住宅用火災警報器に限ります。
□問い合わせ先
知多中部広域事務組合消防本部予防課 TEL (21)1491