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2016.02.15


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すこやかだより

〜保健センター通信〜

□問い合わせ先 保健センター TEL (48)1111(内1520・1521)

健康日本21あぐい計画(第2次)

第7回目のテーマは、「たばこ・アルコール」です

たばこが、がんの発症率を高くするということはよく知られています。がん以外にも、全身にさまざまな悪影響を及ぼし、喫煙することで寿命が10年短くなるというデータもあります。しかし、禁煙により、その寿命は取り戻せます。喫煙している人は是非禁煙にチャレンジしてみましょう。

お酒は、適量であればストレス発散などの効果があります。しかし、飲みすぎると、「急性アルコール中毒」「脂肪肝」「アルコール性肝炎」「肥満」など、逆に体に悪い影響を与えます。自分にとっての適量を知り、お酒と上手に付き合いましょう。

健康日本21あぐい計画(第2次)での目標(めざすべき姿)

「たばこやお酒の健康への影響を知る」

それを実現するための「取り組み」は次のとおりです。

わたし(町民)の取り組み
▽たばこや多量飲酒の害を理解します
▽分煙を心掛けます
▽禁煙したい人は、医療の専門的な支援を受けて禁煙にチャレンジします
▽未成年者に喫煙・飲酒を勧めません
▽適度な飲酒量を知ります
地域や職場の取り組み
▽たばこや多量飲酒の害についての知識を普及します
▽集まりの場などで飲酒を無理に勧めないようにします
▽職場内禁煙を推進します
行政の取り組み
▽公共施設の禁煙化(敷地内禁煙の推進)
▽たばこの害についての周知
▽禁煙・断酒希望者への情報提供
▽未成年者に喫煙・飲酒をさせないための啓発
▽受動喫煙に配慮している事業所を増やすための啓発
たばこと関連のある病気
▽がん:肺がん・喉頭がん・口腔がん・食道がん・膵臓がんなど
▽呼吸器の病気:COPD(慢性閉塞性肺疾患)・肺炎
▽心筋梗塞
▽脳卒中
▽胃潰瘍 など
禁煙により実感できる効果
▽咳やたんが止まり、呼吸が楽になる
▽味覚、嗅覚が鋭敏になり、食べ物をおいしく感じるようになる
▽衣服や部屋、口からタバコの臭いがしなくなる
▽肌の調子がよくなる
▽朝すっきり起きられるようになる
なかなか禁煙できない場合は…
「ニコチン依存症」という病気の可能性があり、意思だけで止めることは難しいです。禁煙外来などの医療機関に相談しながら、ニコチンパッチやニコチンガム、経口禁煙補助薬を活用すると、禁煙成功率が高まります。
お酒の適量を知りましょう
1日のお酒の適量は、純アルコール量で20グラム程度です。
主なお酒の1日の適量の目安
▽ビール
中びん1本(500ミリリットル)
▽焼酎
2分の1合弱(80ミリリットル)
▽日本酒
1合(180ミリリットル)
▽ワイン
グラス2杯弱(200ミリリットル)