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2015.11.15


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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革 (266)

□問い合わせ先 防災交通課 TEL (48)1111(内208)

阿久比町消防団実戦訓練を実施

南海トラフ地震などに備え、より実戦を想定した阿久比町消防団実戦訓練が10月18日、町多目的広場を中心に行われました。町内にある5つの消防団から団員40人、阿久比消防署員18人が参加しました。

この訓練を提案した竹内卓美消防団長は、「火災が発生した際、消防団は消防署員と活動を行っているが、実際に大規模な災害が発生した際には、消防団員だけで消火活動を行わなければならない。今回の訓練で団員の弱点を見つけ、これからの訓練や実戦に生かせれば」と期待を込めました。

訓練は南海トラフ地震により、町内全域で大規模な被害が起きた想定で実施。火災の状況などは一切伝えられず、消火の方法や水利の確保などは到着後、各団員が考えました。

多目的広場に集まった消防団は被害状況などを確認し、無線で連絡を取り合う各分団長が団員に指示を出し、消火活動を開始しました。発煙筒を出火場所として、煙の上がっている複数の火点に対して放水を行いました。途中で水槽の水がなくなるトラブルもありましたが、多目的広場北の熊田ケ池などからポンプで水をくみ上げ、消火に利用していました。また、訓練用の負傷者を発見した団員は煙の向きを考え、影響のないところに搬送するなど、臨機応変に対応していました。

訓練後、消防団員らは役場に戻って消防署員から反省点、アドバイスなどを聞きました。

竹内団長は「できていないところもあったが、団員たちは臨機応変によく対応してやっていた。反省点を訓練や実戦に生かし、大災害に対してしっかりと備えていきたい」と話しました。

新美優介第一分団分団長は「詳しい状況が分からない中、現場に集まるという今までない訓練であったが、他の分団との連携ができ、大変実のある訓練でした」と満足そうに話しました。


夜が長い 秋こそかぎ掛け しっかりと!

秋の安全なまちづくり県民運動期間(10月11日〜20日)中の10月18日、アピタ阿久比店で草木保育園年長児の「ちびっこ警察官」、東部小学校防犯少年団「コノハキッズ」、阿久比町安全で住みよいまちづくり推進協議会委員、半田警察署員などが参加して防犯キャンペーンを行いました。

ちびっこ警察官は、コノハキッズのお兄さん・お姉さんとともに、啓発物品を配りながら「かぎ掛けをしましょう!」と元気に呼びかけていました。


    
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