広報あぐい

2014.01.01


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新年のごあいさつ

阿久比町長 竹内 啓二

新年明けましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、和やかな新春をお迎えになられたことと思います。ここに皆さまのご清祥をお慶び申し上げるとともに、日頃の町政全般にわたるご理解ご協力に深く感謝申し上げます。

感謝・感謝・感謝

阿久比町は昨年、町制施行60周年を迎え、各種記念事業を展開しました。「みんなの菊花展」会場での記念式典はもとより、オアシス大橋を町指定文化財である5台の山車が渡った10年ぶりの「山車まつり」、盆踊りの夜空を色華やかに飾った「花火大会」、芸術文化を発信した「あぐいトリエンナーレ60」、各地区が創意工夫を凝らし楽しかった「町民体育祭での仮装大会」、女性の視点から町政を語った「女性議会」、小学生と田植えをした「田んぼアート」のイベント的なものから、「アグピーの着ぐるみ」「ご当地ナンバープレート」や「町勢要覧」の製作など30ほどの記念事業を行ってまいりました。60周年をお祝いする気分は日ごとに高まり、記念式典当日には大村秀章愛知県知事や河村たかし名古屋市長をはじめ、多くの来賓と町民で盛大に開催できましたことは、今の阿久比町の勢いを感じさせるものでありました。滞りなく無事に各事業が行われましたのも、皆さまの協力と参加をいただいたおかげであり、60周年記念を町民の皆さまとともにお祝いできましたことに感謝申し上げます。

新たなる町の建設

東洋の暦からすれば、十干十二支の組み合わせで60種の組み合わせができ、60年たつと誕生した干支に戻ることから「還暦」と呼ばれます。

「新たに生まれ変わる」意味を持つといわれていますが、60年をお祝いした町にとっても、今年は「新たな阿久比町の建設の年」であります。住民増加が期待される団地開発も新区画の整備が決まり順調に推移していますし、新庁舎建設も始まりました。中学校プールの建設や、東部小学校に12教室を新築するなどの大型事業も完成させなければなりません。ほかにも、新しい水道タンクから配水する責任重大な切り替え事業もあります。また、住民の足である循環バスも試行運転期間が終わるので、今年中に本運行へ移りたいと思います。それに伴いバスの基点でもある阿久比駅にエレベーター設置ができるように、国土交通省と名古屋鉄道と協議を重ねています。高齢者や身体の不自由な方、幼児を抱えたお母さんにとって、駅階段は大きな負担になっています。難題もありますが話をまとめ上げ町議会へお願いし、工事申請につなぎたいと思っています。このように、近年にない大型プロジェクトを成功へと導かねばなりません。

まちづくりの基本で大切なのは、その町に住む人々が安全で安心して暮らせることです。住民の方々は、多種多様な要望をお持ちのことだと思います。全てを叶えるのは難しいかもしれませんが、職員と一緒に一つでも多くの要望が実現できるよう職務に励んでまいります。まずは「成さねばならぬことを成す」覚悟で新年(信念)に臨みたく思います。

本年も皆さまのますますのご健勝ご多幸をお祈り申し上げ新年のあいさつとします。