広報あぐい

2012.03.15


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循環バス運行評価委員会から改善の方針が報告されました

□問い合わせ先 防災交通課 TEL(48)1111 (内277)

2月22日に開催された第5回阿久比町循環バス運行評価委員会で、循環バスの運行に関しての報告書が町長に提出されました。報告された課題については次のとおりです。
町では、循環バス試行運行の更なる改善に努めます。報告書の全文は、町ホームページ「阿久比町循環バス運行評価委員会の開催状況について」(http://www.town.agui.lg.jp/ka/hyouka.html)でご覧いただけます。

■現行サービスの維持と利用圏域拡大の両立

試行運行中であるため、できるだけ多くの地区に循環バスを走らせ、本格運行の際の路線決定の基礎資料とすることが必要です。一方で、現在の利用者からは、さらなるサービスの向上が求められているため、少なくとも現行サービスの維持に配慮しつつ、路線の延伸を検討することが課題と考えます。

■積み残しへの早急な対応

積み残しが週2回の頻度で発生しているのは、非常に問題です。
発生は特定路線の特定バス停で起こっており、積み残しへの早急な対応が課題と考えます。

■現在利用の少ない地域の利用促進

現在、循環バスのバス停があるものの利用が少ない地域については、サービスが住民の生活に合っていない可能性や、まだ十分に循環バスがPRできていないことなどが考えられます。住民が利用しない理由を調べつつ、各地域に適した利用促進策を講じることが課題と考えます。

■循環バスに関する積極的・効果的な情報提供

今年度、循環バスに関する情報提供は、ホームページや広報などを通じて行いました。より広く住民や利用者に対して情報提供するため、アンケート結果や評価報告書など情報提供する内容を充実させるほか、より効果的な提供方法について検討し、実施することが課題と考えます。

■まだ利用できていない町民に対するPRと利用促進

子育て支援施設利用者の聞き取り調査結果からわかるように、運行時間や行き先などといった循環バスを利用するための十分な情報を持っていない住民が多くいると推測されます。こういった住民に対して、より効果的なPRと利用促進を図ることが課題と考えます。

■工事など平常時以外の対応

主要地方道西尾知多線の工事で、最大35分の遅れが発生しました。今後は、同様の事態が起こらないように、平常時以外の事前対応を整理し、明文化しておくことが課題と考えます。

■車両の大型化、運行頻度、通勤通学時間帯の運行、運賃のあり方など本格運行に向けた検討

3年間の試行運行のうち、まだ半年が経過した段階ですが、車両、運行頻度、運行時間帯について改善の必要な点が、既に明確になってきています。これらは、本格運行の際、非常に重要な要素であると考えられます。今後早い段階で検討を開始し、大枠の方針を決めておくことが課題と考えます。