広報あぐい

2011.01.15


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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト

〜全国へ発信(81)〜

□問い合わせ先 学校教育課 TEL (48)1111(内202)

新年明けましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。平素は本町の教育行政ならびに園・学校等の教育活動に対して、格別のご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。心から感謝申し上げます。

さて、幼保小中一貫教育プロジェクトを立ち上げて6年になります。その間に2回の実践発表会を開催し、全国に向けて発信することができました。阿久比町の取り組みの確かさをはかる絶好の機会となりました。何といっても保育士・教職員など指導者の意識変革の姿に喜びを感じています。あと一歩の前進が、本物の保育・教育へと質的転換できるものと確信した次第です。平成23年度から新しい教育が小学校からスタートします。ここ30年間にわたって続いた軽減化、削減化から「確かな学力の充実」に向けて指導内容や指導時間の増大へと方向転換します。また、価値観の多様化とともに加速化する情報社会にあって、保育・教育は園・学校だけに任せていては、大きな成果を期待することは難しくなっています。大人が本気にならなければ保育・教育の成果を出すことは容易ではありません。保護者、地域の皆さんの絶大なるご理解とご支援が必要です。よろしくお願いします。

出張からの帰り道、阿久比町にたどり着くと何かほのぼのとした風情、雰囲気を感じた。それは街並みの風景からなのか、人の行き交う姿からなのか、それともメイン通りの道路に草一本もなく、空き缶やタバコの吸い殻などのごみが目に付かない美しさからなのか。太陽の光にも何となく、いつもと違う温もりを感じた。学校の校門をくぐると子どもたちの歓声が聞こえる、教師と子どもたちの笑い声など和やかな中にもピリリとした空気が漂う、運動場のメタセコイヤは黄色に色づき、天に向かって真っすぐ伸びる、まさに子供たちが伸び伸びと健やかに育つことを願っているような景色だ。

家の玄関のドアを開けると、その家の独特の雰囲気を感じさせる。そして家族の絆や和の香りがする中、温かい食事を囲む和やかな母親と子どもたち、やがて父親の帰宅、帰宅に合わせて家族全員が集まり、一日の出来事を語り合う。また、朝、通勤通学や散歩で行き交う大人と大人、子どもと大人との挨拶、夕方、仕事帰りの人たちや学校帰りの子どもたちのさわやかな挨拶は、人と人とのかかわりや絆を強める心温まる光景に直面した。

ここで目が覚めました。温かい床からバッと飛び出し、外へ、そしてスポーツ村へ向かって歩き、途中で振り返り、東の空を見上げたのです。薄赤色に染まった初日の出を拝みながら、元旦という一日の夜明けを感じました。

日ごろから、東の空や東の方向に両手を合わせて、一日のスタートに当たって、無事を願う人達の姿を多く見ます。大自然は、今日も明日もまた、新しい夜明けを運んできてくれます。そして、すがすがしい冷気の中にたたずんで空を眺めていると、何とも言えない不思議な気持ちになります。自然界の神秘さや荘厳さを感じさせてくれます。また、体中に不思議な力が宿り、生気がみなぎって、身の引き締まる思いがしてきます。いずれにしても、私たちが満足のいく一日を過ごすためには、夜明けの感動を感じさせてくれる「早起き」が肝要ではないでしょうか

最後に、教育を大切にする町は発展します。町民の皆さんと協働で「当たり前のことが当たり前にできる学校、阿久比」「正直者が馬鹿をみない、まじめに努力する人が活きる学校、阿久比」を創造したいものです。初夢を正夢にするために全力を尽くす覚悟です。ご支援よろしくお願いします。

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□問い合わせ先
学校教育課 TEL (48)1111(内202)