★安全で住みよいまちづくり防災への意識改革(150)

□問い合わせ先

防災交通課

TEL(48)1111 (内208)

昨年の文化財防火訓練の様子
【宮津南社山車鞘蔵（熱田社境内）】

昭和24年1月26日、法隆寺金堂（奈良県斑鳩町）の日本最古の壁画が焼損しました。その後も貴重な文化財の焼失などが相次いだことから、国は毎年1月26日を「文化財防火デー」と定め、全国的に文化財の防火運動を展開しています。

重要文化財建造物や歴史的に価値の高い建造物で火災の被害を受けた例は、旧モーガン邸本棟等（神奈川県藤沢市）、重要文化財の吉志部神社本殿（大阪府吹田市）、最近では旧吉田邸（神奈川県大礒町）などが焼失したことが挙げられます。

貴重な文化財で火災が発生するたびに、文化財を守っていくことの大切さを改めて認識させられます。

文化財の防火は、文化財の所有者や管理者だけで成し遂げられるものではなく、地域の住民や消防機関などが一体となって継続的に取り組むことが必要です。

阿久比町でも、この「文化財防火デー」に合わせて、町内の愛知県指定・町指定の文化財所有者の協力を得て、防火訓練を実施しています。

今年は、1月29日(土)午前九時半から草木の長松山正盛院の協力で、本堂から出火し、町指定有形民俗文化財の仁王門への飛火延焼を防止するという想定で、半田消防署阿久比支署と阿久比町消防団が消火放水訓練を実施します。訓練中は、一般車両の通行規制などを行いますので、ご協力ください。（訓練は少雨決行）

愛知県知事から竹内卓美阿久比町消防団長の妻竹内恭子さんに感謝状が贈られました。感謝状は長年勤続した消防団員の配偶者に対して、労をねぎらい、住民や家族の消防に対する理解と認識を深めるために贈られます。

竹内恭子さんは「団員の皆さんが、日ごろから夫を支えてくれているお陰です。皆さんに感謝します」と話していました。

防災行政無線が聴き取りにくい場合はTEL (48)7030へ問い合わせてください。最新のメッセージを聴くことができます。

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