広報あぐい

2010.10.15


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海外での生活体験を報告

小学生がシンガポール
中学生がニュージーランド

海外生活を体験した小学6年生15人と中学3年生10人が、9月21日中央公民館本館で報告会を開きました。子どもたちは、町長、町議会議員、教育委員などの前で、楽しかった思い出や貴重な体験を報告しました。

町では、国際感覚を身に付けた心豊かな子どもの育成や国際交流を目的に、「小学生海外派遣事業」と「中学生海外家庭生活体験事業」を行っています。昨年は新型インフルエンザの影響で2つの事業を中止しましたので、2年ぶりの海外派遣となりました。

「愛知県フレンドシップ継承交付金事業」の一環でもある小学生海外派遣事業は、町内の4つの小学校6年生から選抜した15人の子どもたちを、7月26日から7月31日までの6日間、シンガポールへ派遣しました。5月にシンガポールフェンシャン小学校の児童が阿久比町を訪れ、交流を深めたこともあり、現地では熱烈な歓迎を受けました。

また、中学生海外家庭生活体験事業は、今年で16回目。これまでは2年生が体験している事業ですが、昨年は中止ということで、今年度から3年生の参加となりました。8月13日から8月22日までの10日間の日程で、選抜された10人の生徒がニュージーランドで貴重なファームステイ体験やホームステイを経験しました。

報告会では現地で撮った写真を使いながら、一人一人が、体験した苦労や学んできた文化、人々との交流について発表しました。


海外での体験を報告する子どもたち

「言葉の壁があっても、『伝えたい』という気持ちをもって、自分なりに努力すれば、いろいろなことが伝わることを知りました」。「肌の色が違う人たちがけんかをせずに暮らしているのは、それぞれの文化をみんなが認めているからだと思います」。

素直に感じた子どもたちの感想が報告されました。生活の違いに戸惑いながらも、海外での生活を十分満喫してきたようです。町では、来年度以降も海外派遣事業を続けていくことを子どもたちに約束しました。国際交流の輪を広げ、子どもたちが世界で活躍できる大人に成長することを期待します。

次ページ以降で、子どもたちのレポートを紹介します。