広報 あぐい
2009.08.01
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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト

〜全国へ発信(46)〜

 

助産師を招いての「命の授業」

6月26日、草木小学校で助産師の加藤朋子さんと中野紀子さんの2人を招き、4年生を対象に「命の授業」が行われました。自分が生まれたときの様子や家族の思い、命の大切さについて学びました。

「命の授業」は、一貫教育プロジェクトの総合的な学習研究部会から提言された「2分の1成人式」(来年2月16日開催予定)に向けての学習の一環で行われました。

4年生は10歳になる年。成人(20歳)を迎える半分に達したところで、これまでの自分を振り返り、お世話になった皆さんに感謝の気持ちを持ったり、将来の自分の生き方について考えたりする機会にしようというものです。

子どもたちは、助産師から母親のおなかの中で赤ちゃんが成長していく様子や命がけの出産について学びました。また、この日は保護者も授業を参観し、「家族の愛情をもらって大きくなったことを忘れないでください。私たちはいつでもあなたたちの味方です」と、保護者代表が“わが子”へメッセージを贈りました。

「お母さんも赤ちゃんもすごく頑張っていることが分かりました」。「お母さんが僕を産むことは大変なことだと分かったので、命を大切にしようと思いました」などと児童は感想を話し、「2分の1成人式」に向けて、考えを新たにしました。



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