広報 あぐい
2008.08.01
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公民館だより

 

「犬のしつけとマナー講習会」


日時   6月19日
場所   中央公民館

ペットに対する苦情や問い合わせが増加しています。

中央公民館で愛知県動物保護管理センター知多支所の職員を講師に迎えて「犬のしつけとマナー」の講習会を開きました。参加者はペットのしつけや飼い方などの話を熱心に聞き入っていました。愛らしいアシスタント犬の「ムック」も受講者の前で、講師の一員として頑張っていました。

 
 

「パソコン教室・基礎」


日時   6月4日〜6月11日 全6回
場所   阿久比中学校

阿久比中学校のコンピューター室で、パソコン教室「基礎」を開きました。今回初めての試みとして、阿久比中学校のパソコン部にアシスタントをお願いしました。年配の受講生は、年の離れた中学生アシスタントに囲まれ、和やかな雰囲気の中勉強していました。受講後の感想は「質問しやすかった」「一生懸命答えてくれた」「元気をもらった」など好評でした。

子どもに伝えたい あぐいのむかし(22)

 

横松大工に萩左官、宮津さかろく

〜その3「宮津サカロク」の話〜

酒の醸造にたずさわる人のことを「サカロク」と言います。

いつごろからサカロクに出ていたか分かりませんが「徇行記」によると、江戸時代の中期ごろからすでに始まっていたと思われ、宮津の80人をはじめとして板山、坂部、萩、稗之宮などから農閑期にはサカロクとして働きに出ていました。

行き先は半田・亀崎・知立・海部郡などの県内をはじめ岐阜・三重・静岡など各地に出ていました。出掛けるときのメンバーはほぼ決まっていて、オヤジ(サカロク全体を統制し、酒造りの全責任をもつ杜氏(とうじ))が近所の人たちを10人から15人ぐらいを引き連れていくことが多く、平均して4年〜5年で酒屋を変わっていました。

多くの人は秋の米の取り入れが全部終わらないうちに出掛けていたため、米の取り入れの後片付けは、年寄りや女性の仕事となっていました。

サカロクが家に帰る時期は、3月末ぐらいで、仕事の内容や出掛ける地方よってバラバラでした。

阿久比町では昭和のはじめころまでサカロクとして働きに出掛けていましたが、それ以来酒屋も会社組織となり、サカロクとして出稼ぎする人はいなくなりました。

(参考 阿久比町誌資料編8)

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

今回で「横松大工に萩左官、宮津サカロク」の連載を終了します。

ご寄付ありがとうございます

 
草木グリーンシニアカップ 様
草木保育園へ大型絵本をご寄付いただきました。



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