7月11日と14日の2日間、板山高根湿地「自然観察会」が開かれました。普段は一般公開を行っていない湿地の特別公開に、公募で集まった46人が参加しました。
湿地のある場所は昭和40年代まで果樹園などに使用されていましたが、斜面や地下からの湧き水で畑に適さないこともあり、しばらく休耕地なっていました。その後、貧栄養の土壌や湧き水が弱酸性の水質を持っていたことが幸いして、湿地性の植物が生育することが分かり、町が保護してきました。
今回の観察会では湿地にしか生息しないといわれる日本で最小のハッチョウトンボ(体長約1.8cm)や食虫植物のモウセンゴケなど、珍しい昆虫や植物を見ることができました。
阿久比ライオンズクラブの交換留学生として、スウェーデンから阿久比町に滞在(7月10日〜19日までの10日間)したヨハンナ・ラーセンさん(17歳・高校生)が7月11日、町長を表敬訪問しました。
ラーセンさんは知健吾さん(草木)宅でホームステイを行いました。
「日本の文化に興味があって、ホームステイ先を日本に決めました。学校では音楽の勉強をしています。カラオケが大好きで、歌手になるのが夢です」と笑顔で話していました。
いろいろな分野で活躍している人を講師に招き、その人の生き方や考え方を学んでもらおうと「その道の達人派遣事業」を愛知県が行っています。その“達人”の派遣先に英比小学校が選ばれました。
7月4日、英比小学校を訪れたのは名古屋地方気象台に勤務する「天気予報の達人」近田忠宏さん。
理科の授業で天気について勉強している5年生の児童たちが、近田さんから気象台での仕事や天気予報の話を聞きました。
いつ起こるか分からない自然災害の話題も飛び出し、子どもたちは“達人”の話に真剣に耳を傾けていました。