7月12日、一宮市の愛知県一宮総合運動場で開かれた第53回愛知県消防操法大会「小型ポンプ操法の部」(12チーム出場)で、知多郡代表、阿久比町消防団が悲願の初優勝を果たしました。
小型ポンプ操法の部は、指揮者の指示で隊員が消防ホースの接続、延長、筒先の結合操作を行い、ポンプから標的に向けて放水。その後に集合して整列するまでの一連動作が競われ、時間や正確さ、チームワークなどが審査の対象となります。
今大会には、第1分団の西畠大祐さん(指揮者)、新美陽一郎さん(1番員)、水野慎一さん(2番員)、田中俊充さん(3番員)、小野貴嗣さん(吸管補助員)の5人のメンバーが出場しました。
メンバーは、団員やほかの分団、半田消防署阿久比支署ら多くの人たちの協力を得て、3月下旬から連日連夜、早朝も練習に励んできました。
大会前には、考え方の違いでメンバー同士や協力者との間で激しくぶつかり合うときもあったと聞きます。しかし彼らは、つらい練習にも耐え、仲間同士の信頼関係を築き上げました。本番では自分たちの気持ちを一つにまとめ、「優勝」という最高の結果で、見事に栄冠を勝ち取りました。
優勝が決まった直後、会場に掛け付けた応援団の中から「おめでとう」の声が飛び交いました。祝福を受けた団員たちは、感極まって男泣き。1つの目標に向かって流した汗と努力が報われた瞬間でした。
阿久比町消防団第1分団の皆さん「優勝」おめでとうございます。これからも日々の訓練を重ね、いざというときは、町民の生命と財産を守るために活躍してください。阿久比町消防団「バンザーイ」。 |