広報 あぐい
2008.08.01
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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革(91) 特別編

□問い合わせ先        防災交通課    TEL(48)1111 (内208)

すごいぞ!! 消防団
県大会 小型ポンプ操法の部

優 勝

− 団結成以来の快挙 −


小型ポンプ操法に取り組む第1分団

7月12日、一宮市の愛知県一宮総合運動場で開かれた第53回愛知県消防操法大会「小型ポンプ操法の部」(12チーム出場)で、知多郡代表、阿久比町消防団が悲願の初優勝を果たしました。

小型ポンプ操法の部は、指揮者の指示で隊員が消防ホースの接続、延長、筒先の結合操作を行い、ポンプから標的に向けて放水。その後に集合して整列するまでの一連動作が競われ、時間や正確さ、チームワークなどが審査の対象となります。

今大会には、第1分団の西畠大祐さん(指揮者)、新美陽一郎さん(1番員)、水野慎一さん(2番員)、田中俊充さん(3番員)、小野貴嗣さん(吸管補助員)の5人のメンバーが出場しました。

メンバーは、団員やほかの分団、半田消防署阿久比支署ら多くの人たちの協力を得て、3月下旬から連日連夜、早朝も練習に励んできました。

大会前には、考え方の違いでメンバー同士や協力者との間で激しくぶつかり合うときもあったと聞きます。しかし彼らは、つらい練習にも耐え、仲間同士の信頼関係を築き上げました。本番では自分たちの気持ちを一つにまとめ、「優勝」という最高の結果で、見事に栄冠を勝ち取りました。

優勝が決まった直後、会場に掛け付けた応援団の中から「おめでとう」の声が飛び交いました。祝福を受けた団員たちは、感極まって男泣き。1つの目標に向かって流した汗と努力が報われた瞬間でした。

阿久比町消防団第1分団の皆さん「優勝」おめでとうございます。これからも日々の訓練を重ね、いざというときは、町民の生命と財産を守るために活躍してください。阿久比町消防団「バンザーイ」。

◇榊原和宏阿久比町消防団長喜びのコメント
「知多郡の代表として、ここで決めなければいけないときに集中してよく頑張ってくれました。“優勝という栄冠”を勝ち得てくれたことは、団長としてこの上ない幸せです」
◇優勝メンバー喜びの声
− 西畠大祐さん
     「関係者やOBの皆さんの支えあっての栄冠だと思います。優勝させてくれてありがとう」
− 新美陽一郎さん
  「皆さんが涙を流して喜んでくれた姿を見て、最高の恩返しができたと思いました」
− 水野慎一さん
  「日々の練習はつらかったですが最高の報告ができました」
− 田中俊充さん
  「仲間であり、ライバルでもあるほかの分団の皆さん、朝も夜も練習に付き合ってくれてありがとう」
− 小野貴嗣さん
  「仲間と過ごした4カ月は、忘れることができないと思います。それだけ特別な時間でした」
  防災行政無線が聴き取りにくい場合はTEL (48)7030へ問い合わせてください。最新のメッセージを聴くことができます。


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