広報 あぐい
2008.05.15
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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト

〜全国へ発信 17〜

□問い合わせ先  学校教育課 TEL (48)1111(内202)

家庭、園・学校がともに育ち合うための手引き

生活習慣・学習習慣・食育研究部会がまとめた「家庭、園・学校がともに育ち合うための手引き」から、小学校5年生(11歳)の部分を紹介します。家庭教育の参考にしてください。


目指す子どもの姿と働きかけ 小学校5年生(11歳)
生活習慣

社会の常識に合わせて行動する児童

進んであいさつや返事、ありがとう、ごめんなさいなど適宜使う。

家庭や学校における自分の役割に責任をもって取り組む。

公共物を大切に扱う。


学習習慣

課題に対してねばり強く取り組む児童

課題意識をもって進んで調べる。

図書・辞書・パソコンを活用して学習する。

自分の思いをもち、相手に伝わるように話す。


食育

日常の食事に関心をもち、バランスの取れた食事の大切さを理解している児童

栄養バランスのよい食べ方が分かり、自分の食事の改善点が分かる。

朝食の大切さを理解して食べる。

食事作りに関心をもち、参加する。

地場産物の米や野菜のことが分かる。

肥満・生活習慣病と食の関係が分かる。


家庭からの働きかけ

家族がお互いにあいさつする習慣をつくり、子どもと家庭のきまりについて話し合う時間をもつ。

親が進んで学校や地域の活動に関心をもち、参加する。

自分の物やみんなで使う物を大切に使わせる。


調べようとする子どもに対して、保護者が関心を示し支援する。

子どもの疑問に対して、辞書などを活用するように勧める。

子どもとの対話、会話を多くする。


よくかんで何でも好き嫌いなく食べるようにする。

朝食を毎日しっかりと食べさせる。

食事作りの手伝いをさせる。

地域の食材を使って食事を作る。

規則正しい食生活を心掛ける。


学校からの働きかけ

あいさつ運動などの工夫を通して、誰にでも進んであいさつができるようにさせる。

生活目標を見直し、意識化を図る。

教室環境を整え、みんなの物を大事に使わせる。


生活体験や興味関心を生かした調べ学習、問題解決学習などの支援をする。

図書館やパソコンを利用した授業の充実を図る。

話し合い活動の充実を図る。


自分の食生活について振り返らせる。

朝食の役割と大切さを理解させる。

野菜の調理方法について理解させ、簡単な野菜炒めができるようにさせる。

給食の献立の中で、地場産物を知らせる。

健康と栄養について考えさせる。

□問い合わせ先
学校教育課 TEL (48)1111(内202)


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