広報 あぐい
2007.03.01
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幼・保・小・中一貫教育プロジェクト

方向性(6)

□問い合わせ先  学校教育課 TEL(48)1111(内202)

学校祭で盛り上がる中学生

シリーズの最終回は、総合的な学習研究部会です。

1.目指す生徒像(15歳像)

阿久比町小中学校の総合的な学習の実施状況や教員を対象に行った実態調査から次のように設定しました。

スローガン 「見つめよう『自分』、見つけよう『生きる道』」
(1)地域や社会の問題に興味を持ち、主体的に問題を追求することができる生徒
(2)地域や人との出会いやふれあいを大切にし、謙虚に学び、自己を高めようとする生徒
(3)各教科で身に付けた知識・技能・考え方を総合し、自らの考えを練り上げ、それを伝えることができる生徒

2.追求する課題

実態調査や分析から、追求する課題を次の6つに絞り込み、調査・研究・試行を行いました。

(1)問題解決的な学習になっていないことがある。

(2)生き方を考える学習になっていない。

(3)コンピュータ利用指導の教育計画などが明確ではない。

(4)インターネットでの調べ学習が深まりにくい。

(5)体験から学習への深まりがない。

(6)キャリア教育への位置付けがされていない。


3.課題解決に向けた提案・提言

次の5つの提案・提言がされました。


小学校と保育園の交流会
(1)総合的な学習のイメージビデオ「そうごうってなーんだ」の作成と活用
・小学校3年生の導入期に、問題解決的な学習方法の定着
・「課題」のたて方、「追求」の仕方、「発表」の仕方をイメージ化
(2)問題解決的な学習を展開するための「総合的な学習の時間」カリキュラムの作成
・単元作成、学習評価の目安
(3)学習スキルの中のコンピュータ利用指導の作成
・小学校3年生から実施
(4)4小学校が実践する統一単元の実施
・3年 阿久比たんけんたい 〜調べてみよう阿久比のすてき〜
・4年 2分の1成人式をしよう
・5年 お米を育てよう 〜1本の苗から広がる世界〜
・6年 見つめよう自分、見つけよう生きる道
おわりに

4月から5つの部会から提案・提言を受けた内容を実施していきます。

毎年見直しを行い、よりよい実施の在り方を探っていきたいと考えています。

阿久比町の子どもたちが生きる力を身に付けて成長するように、学校の先生、保護者、地域の方と連携してプロジェクトを実行していきます。

□問い合わせ先
学校教育課 TEL(48)1111(内202)


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