広報 あぐい
2007.03.01
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「心のうた」 〜平成18年度応募作品から

□問い合わせ先  社会教育課 TEL (48)1111(内262)

阿久比町家庭教育推進協議会では、小学校4年生から中学生までを対象に、子どもたちが日ごろ感じていることを表現した詩を夏休みと冬休みの2回募集し、詩集「心のうた」として、冊子にまとめています。

平成18年度の応募作品の中からその一部を紹介します。

詩集「心のうた」は、3月下旬から中央公民館本館と町立図書館で閲覧できます。ご覧ください。

 

「しゃぼん玉」

ふぅっと息をふきかけて
しゃぼん玉よ
夢をのせて飛んでいけっ
心のしゃぼん玉は
どこまでもどこまでも
空高く飛んでるよ
雨の日だって
夢をのせて飛んでいるんだ
がんばって頂上をめざせば
きっと夢はかなうはず
われても
また新しいしゃぼん玉に
夢をのせて
空へはばたいていこう

(東部小学校4年 佐藤真紀)

「友達って大切」

一人でなやんでいる時
さみしい時
友達が
声をかけてくれる

でも友達がいないと
だれも
声をかけてくれない

一人って
とってもとっても
さみしい

友達っていいなぁ
友達って大切だよねぇ

(草木小学校5年 鈴木 萌)


「大人のもう少しは長い」

お母さんにまだつかないと聞いたら
もう少しでつくと言われた
言ってから30分
まだと聞いたら
「もう少し」と
同じ答えがかえってくる
大人のもう少しは長い
もう少し
もう少し
もう少しといってもつかない
「いつになったらつくの」
もう少し

(英比小学校5年 宮木恭亮)


「生まれてきたこと」

お母さんの
おなかから生まれてきた私
それはたったひとりの私

生まれてきたから今がある
生まれてきたから幸せがある

生まれるってすばらしい
生まれてきたことに感謝

(南部小学校6年 榎本葉瑠香)

「最後のコンクール」

ゆっくり深呼吸をして
最後の舞台に立つ

大丈夫 私は一人じゃない
舞台の上には仲間たちがいる

大丈夫 私たちならできる
後悔は絶対にしたくないんだ

先生の指揮で 曲が始まった

先生が笑っている
そして その胸の前には
小さなOKサイン
なんだか 泣きそうになった

(阿久比中学校3年 瀧塚友梨)



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