広報 あぐい
2006.10.01
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子どもに伝えたい あぐいのむかし(5)

 

於大の方ゆかりの品々

戦国時代に徳川家康の生母、於大の方が、阿久比の坂部城で暮らしていたことは、以前に紹介しました。

今回は、於大の方が嫁いだ久松家の菩提寺(先祖代々の墓や位牌をまつる寺)、洞雲院に大切に保管されている、於大の方のゆかりの品々を紹介します。

重箱 (町指定文化財)   香合こうごう (町指定文化財)
於大の方が愛用した道具のひとつ。久松家へ嫁いだときに持ってきたもので、水野家と久松家の両家紋りょうかもんが描かれています。   於大の方が愛用した香合。香合とは香をいれるふたつきの容器です。中国で作られたものです。
     
 
くら (町指定文化財)  
於大の方の夫久松俊勝ひさまつとしかつが使用したもので作者は不明です。貝殻かいがらの光沢のある部分を薄く削って装飾された細工がされています。  



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