阿久比町の教育基本理念
国際化時代、21世紀を切り拓く心豊かでたくましい人間を育成する。 |
東部小学校新1年生 |
阿久比町が目指す具体的な15歳の生徒像
- 規則正しい生活を送り、自分の役割を自覚できる生徒
- 自ら進んで計画的に学習する生徒
- 正しい食事のあり方や良い食習慣が身に付き、食事を通して自ら健康管理ができる生徒
- 自分なりの思いや考えをもち、周りの人たちと関わり合う生徒
- 身の回りの数量や事象を正しくとらえ、必要に応じて的確に処理する生徒
- 自他の生命を大切にし、人のために進んで汗を流す生徒
- 命の大切さを理解し、自己の健康を管理・改善できる生徒
- 地域や社会の問題に興味をもち、主体的に問題を追求することができる生徒
- 地域や人との出会いやふれあいを大切にし、謙虚に学び、自己を高めようとする生徒
- 各教科で身につけた知識・技能・考え方を総合し、自らの考えを練り上げ、それを伝えることができる生徒
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平成18年度 阿久比町学校教育の重点施策
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具体的な方策
- (1) 幼・保・小・中一貫教育の推進
- ◇ 今までの阿久比町の教育を足下から見つめ直す「脚下照顧」の精神
- ◇ 連続性・基礎基本の定着・日本人としての心を取り戻す育み
- (2) 授業改革
- ◇ 幼・保・小・中一貫教育プロジェクトの中で検討されるが、より具体的対応を迫るものである。「存在感」と、わかる・できる「愉しさ」を実感できる授業づくりが大切である。
- ◇ 「明日も行きたい」と楽しみにする学校づくりに欠かせないのが授業である。学校の基本は授業である。
- ◇ 明日も会いたい、語り合いたい教員集団をつくる。
- (3) 現職教育の充実
- ◇ 各学校で幼・保・小・中一貫教育プロジェクトの各部会から提案されたものの研究を実践し、ときには授業などで検証し、各部へ返す。阿久比町に務める全職員が参加して、阿久比町の教育を構築していくのだという意識をもつ。
- ◇ 教育論文などに、教育実践をまとめる。
- (4) 学校運営協議会の設置
- ◇ 学校評議員制の検討、そして発展的な会として学校運営協議会(地域運営協議会)の設置と機能化の研究をする。
- (5) シニアスクール教室(仮称)の設置
- ◇ 教育支援者の発掘とともに、生涯学習時代に合わせ老人寿大学としてシニアスクールの設置へ向けて研究する。
- (6) 老朽化する施設への対応と耐震工事の計画づくり
- (7) 不審者対策の強化と徹底
- 自分の命は自分で、子どもの命は保護者が守るという原則のもと、PTA・学校が一体となって対策を考える。その後、地域・ボランティア・行政の支援を得る。
- ◇ 通学路など危険個所の確認、保護者・関係機関との連絡システムの確立
- ◇ 子ども110番の家の再確認と表示の明確化
- ◇ 居場所、出発など(登下校時刻など)について、携帯電話などへの情報提供システムの確立(教育委員会と学校、保護者)
- ※安心・安全な町づくりへの積極的対応策をつくる。
- (8) 学校給食
- 食育が重視される昨今、給食の意義が見直されている。
食材の安全性とともに、調理の仕方によっては偏食をなくし、何でも食べられる子どもづくりに寄与することは当然の責務である。
栄養士、栄養教諭などの指導により、衣・食・住の食の大切さを知らせ、人として生きていくための基礎づくりをする。
給食センターと学校、調理員と栄養士―教師―子どもの人間的なふれあいにより、感謝し、感謝される温かい雰囲気づくりに努める。
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