広報 あぐい
2006.04.15
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日本農業賞 優秀賞を受賞

「阿久比米れんげちゃん研究会」

〜まちの話題〜

町長に受賞の報告をする阿久比米れんげちゃん研究会の皆さん


肥料となるレンゲ

阿久比米れんげちゃん研究会が第35回日本農業賞優秀賞を受賞しました。

日本農業賞は、全国農業協同組合中央会や日本放送協会(NHK)などが主催して、日本農業の確立を目指し、意欲的に経営や技術の改革と発展に貢献している農業者と営農集団に贈られる賞です。

れんげちゃん研究会では、レンゲを田んぼにすき込んだ有機肥料を使い「阿久比米れんげちゃん」の米栽培を行っています。

温暖な地方でのブランド米化の成功やレンゲという有機肥料を使った米栽培の実績が評価され、全国107件の応募の中から、集団組織の部で見事優秀賞の受賞となりました。

3月31日、研究会の竹内五一さん(会長)、杉浦幹夫さん(副会長)都築重信さん(相談役)が町長室に受賞の喜びの報告に訪れました。

研究会の皆さんは「平成4年に米のブランド名を“れんげちゃん”と命名して世に送り出しました。最初のころは自分たちではおいしいと思った米も、消費者の方においしくないと言われ、ショックを受けた時期もありました」と振り返り、「試行錯誤して消費者の方と直接付き合い、意見を聞き入れながら米作りに取り組んできた結果が今回の受賞につながりました。今では試食会などでおいしいと言われるようになったことが何よりもうれしい。これからも一生懸命努力して、皆さんの期待に応えられるようにおいしい米を作っていきたい」と抱負を話していました。



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