広報 あぐい
2005.10.01
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中学生体験事業レポート

海外家庭生活体験事業 〜ニュージーランドでの貴重な体験〜

 

海外家庭生活体験事業に参加した生徒たちは、ニュージーランドでの農業体験や、ホームステイなどを通じて感じとった貴重な体験を全員が作文にまとめました。そのうちの1編を掲載します。


Thank you for your kindness


2年4組 新美真理奈

日本をたつ前、私は、ホームステイで自分の思いを伝えられるのか、会話になるのかとてもとても心配でした。しかし、ニュージーランドに着きホストマザーと出会って話してみると、会話がちゃんと続いていきました。自分でもびっくりしました。これは私の英会話力があったからではありません。実はお母さんは少し日本語を話せる人だったのです。

お母さんのレイチェルは、私が「分からない」と言うと何度も何度もゆっくり話し、時には、日本語を交えながら会話を助けてくれました。

お父さんのブレッドは、とても優しく、語学学校の宿題を教えてくれました。

赤ちゃんのジャスティンは10カ月の可愛い男の子でした。私が1番心に残っているのは、ジャスティンとおもちゃで遊んだことやミルクを飲ませてあげたことです。時間が過ぎるのを忘れるくらい楽しくて、ジャスティンが可愛かったことがとても心に残っています。私が笑うとジャスティンはいつも笑い返してくれました。彼との間には英会話がなくても思いは通じたと思います。

ホストファミリーは私を海や買い物、いろんな所に連れて行ってくれました。私のためにバーベキューパーティーも開いてくれました。楽しい楽しい6日間はあっという間に過ぎてしまいました。

言葉は十分に通じたとは言えないけれど、私の気持ちは届いたと思います。こんなに貴重で楽しい体験ができて本当によかったです。またいつか英語を上達させてニュージーランドに行ってみたいです。その時には、レイチェルの家でたくさんの事を話したいです。


先住民マオリ族と記念撮影 語学学校終了後に終了証書をもらう生徒たち


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