広報 あぐい
2005.06.15
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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革(17)

□問い合わせ先  防災交通課(内208)
 

大雨に注意

6月から7月中旬は、梅雨の季節です。

日本上空には、空気が南北に蛇行しながら西から東に流れていて、その流れの最も強いところをジェット気流といいます。このうち、1番南にあるジェット気流を「亜熱帯ジェット気流」といい、この気流が日本付近に来ると梅雨になります。

また、熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」といい、このうち北西太平洋上で発達し中心付近の最大風速が17.2メートル以上になったものを「台風」と呼びます。

この地方では、過去に「伊勢湾台風」「東海豪雨」などの台風・大雨により幾度となく大きな被害に遭っています。地震と違い気象予報で確認できますが、局地的な集中豪雨や小河川の氾濫までは予測できません。

深夜の災害の場合は、救助や避難が非常に困難になります。

梅雨入りの季節になりました。家庭や職場での防災対策を再点検しましょう。

 

阿久比町の過去 災害発生時の最大時間雨量と総雨量

昭和49年7月25日集中豪雨 56.5ミリ (25日午後3時〜午後4時) 総雨量179.5ミリ
昭和51年9月12日集中豪雨(台風17号) 63.5ミリ (12日午前8時〜午前9時) 総雨量370.5ミリ
平成12年9月11日東海豪雨 85.0ミリ (11日午後8時〜午後9時) 総雨量608.5ミリ
 
1時間の雨量(ミリ) 予報用語 人の受けるイメージ・影響など
10〜20ミリ やや強い雨 ザーザーと降る。地面からの跳ね返りで足元がぬれる。
20〜30ミリ 強い雨 傘をさしていてもぬれる。車ではワイパーを速くしても見づらい。
30〜50ミリ 激しい雨 道路が川のようになる。
50〜80ミリ 非常に激しい雨 滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる。車の運転は危険。
80ミリ以上 猛烈な雨 息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる。


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