広報 あぐい
2005.06.15
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すこやかだより 〜保健センター通信〜

□問い合わせ先  保健センター TEL(48)1111(内311・312)
 

元気歯ツラツで健康増進

みなさんは「8020運動」を知っていますか。これは“80歳で20本の歯を残そう”という運動です。

20本以上の健康な歯があれば、ほとんどの食べ物を自分の歯で不自由せず食べられます。

年を取ってからも生き生きとした生活を送るために、早いうちから歯の健康を保つことが大切です。

よくかむことが健康の基本となります。よくかむことで唾液の分泌が高まり、食べ物の消化・吸収が良くなります。また、その唾液によって口の中が清潔になり、虫歯や歯周病(歯肉が炎症をおこして歯を支える骨を溶かしてしまう病気)を防ぎます。さらに唾液は、食物に含まれている発がん性を低下させがんを予防します。

ほかにもかむことで肥満が予防されたり、表情が豊かになったり、脳の働きがよくなるなど、かむことは全身の健康と深くかかわっています。

歯を失うことは全身の健康に影響を及ぼし、生活の質の低下につながります。原因は虫歯や歯周病です。これらを防ぐには、毎日の歯磨きを怠らず、歯を丈夫にするために歯ごたえのある食べ物をよく食べ、よくかみましょう。またタバコに含まれる有害物質によって歯周病になりやすいため、タバコを吸っている人はタバコを控えましょう。

歯の病気は自覚症状がなく自分で見つけることが困難です。1年に1度は歯科健診を受けるようにしましょう。特に40歳を過ぎたら歯肉対策が大切です。

 

歯の健康度チェック

項目 はい いいえ
歯ぐきがはれることがある 0 4
歯がしみることがある 0 3
間食をよくする 0 3
趣味がある 3 0
かかりつけの歯医者がいる 2 0
歯の治療を早めに受けるようにしている 1 0
歯ぐきから出血することがある 0 1
歯磨きを1日2回以上している 1 0
自分の歯ブラシがある 1 0
タバコを吸う 0 1
合計    点
 
10点以下 歯にとって問題があります。歯医者のアドバイスを受け、生活習慣を見直しましょう。
11〜15点以下 歯にとって問題が起きやすくなっています。生活習慣を見直し健康な歯を守りましょう。
16点以上 歯にとって良い生活をしていて、歯も健康です。


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