第184号 令和2年2月1日発行

一般質問 町政を問う > 山本 良輔 議員

山本 良輔 議員(新風会)

山本 良輔 議員

無料循環バス

引き続き検討

 無料循環バス運行の理念はどこにあるか。
 【総務部長】循環バスは、高齢者の買い物や通院の移動手段、高齢者のひきこもり防止など、外出機会を増やすための福祉的な利用や町民の生活の足として運行している。
 前回の定例会において検討するとなっている半田市立半田病院利用者のための寄り道運行はどの程度の検討がなされているのか。
 【総務部長】運行事業者と打合せたが、当該運行便は利用者が多く、乗れない方が更に増加するなど現行体制では難しく、引き続きの検討課題と考えている。  なお、循環バス運行連絡会議に議員の提案を報告した。
 乗りこぼしをなくすためにどのような手法をとるのか。
 【総務部長】現行の体制での運行ルートや運行時間等の見直しを行い、運行会議の委員の意見を伺いながら検討を行う。
 行政が行うクラウドファンディング、いわゆるガバメントクラウドファンディングを循環バスに取り入れる考えはあるか。
 【総務部長】寄附の目的が循環バスの運行資金である場合、使途が広く、期間も長期となるため、ガバメントクラウドファンディングには馴染まないと考える。
 ふるさと納税に、循環バス費用を追加し寄附を募る方法などを検討する。

阿久比町観光協会

PRに努める

 どのイベントにおいても観光協会の姿が見えない。観光協会と本町観光係の立ち位置の違い。
 【建設経済部長】観光協会は町内の観光情報を集約し発信すること、観光資源や観光関係事業者との連携や共同事業を進めることである。
 町の観光係は広域連携事業や町の観光事業計画の策定、国県の補助事業事務等を行うことである。
 町職員が観光協会事務局員を兼ねているので、他市町のように独立した観光関連事業者の体制が望ましい。
 阿久比町をもっと積極的にPRする手立てはあるのか。
 【建設経済部長】県内郊外のイベントには可能な限り事務局職員が参加してまちのPRに努めている。
 今年度、新たに始めた4つの取り組み。
①インスタグラムの開設。
②アグピーのキャラクターカードの作成。
③産業まつりの抽選会の当選景品を企業会員から募集。
④アグピーのLINEスタンプ。
 今単独で行われている年中行事、例えば花かつみ・ホタル・菊花展などを観光協会共催で飲食等の提供を行うのは可能か。
 【建設経済部長】イベント主催者が施設管理者から飲食販売の提供許可を取得してもらえば、観光協会事務局から企業会員に照会をかけることは可能である。
 年中行事等にシャトルバスとして本町のマイクロバスを活用できないか。
 【建設経済部長】「阿久比町マイクロバス管理規程」に従い、行政の会議・行事の出席者の送迎に使用している。  これらの使用に支障があると思われるのでシャトルバスの活用は難しいと考える。

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