第184号 令和2年2月1日発行

 あけましておめでとうございます。

 町民の皆様におかれましては、令和になって初めてとなる令和2年の輝かしい希望に満ちた新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

 日頃から、町議会への深いご理解と、議会活動に対する温かいご支援とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

 私は、昨年5月に行われた改選後の初議会におきまして、議員各位のご推挙をいただき、阿久比町議会議長に就任いたしました。微力ではございますが、その責任の重さを自覚し、町民の皆様と議員各位のご協力を賜り、阿久比町の発展のために全力を傾注してまいります。

 さて、昨年を振り返りますと、異常気象をはじめ、自然災害の多い年でした。

 8月に九州北部での集中豪雨による災害、9月には台風15号、10月には台風19号による災害など、日本の各地で立て続けに大きな災害が起こりました。犠牲になられた方のご冥福をお祈りし、被災された方々に心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧復興を願っています。

 本町では、幸いにも大きな被害は出ていませんが、災害はいつ起こるかわかりません。過去には、河川の堤防が決壊し多くの家屋に被害が出ましたことは、記憶に残っております。改めて災害に強いまちづくりの必要性を再認識いたしました。議会としても災害のマニュアルを策定し、訓練を実施するなど迅速に対応できるよう議員一人ひとりが自覚をもって町民の皆様のために尽くす所存でございます。

 昨年は、第14回愛知県市町村対抗駅伝競走大会の町村の部で、けが人などが多く万全ではない中で、チーム一丸となって準優勝を勝ち取り、町民に勇気と感動を与えていただきました。

 阿久比町においては、「阿久比町児童発達支援事業所てくてく」を開設し、また、幼児教育・保育の無償化が始まりました。また、本年4月からは、東部小学校と英比小学校との学校選択制が導入され、9月には建設中の新学校給食センターが稼働を始めるなど、教育と子育て支援のまちづくりにおいて新たな局面を迎えています。

 町議会は町民の皆様に寄り添った身近な存在でなければならないと思っています。阿久比町が発展を続け、住んで良かったと実感できるまちづくりに、議員一同全力で取り組む所存ですので、今後とも皆様のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 結びに、皆様のご健勝とご多幸をご祈念申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。