12月15日の最終日、今定例会で、旧庁舎で開催される議会は最後となった。
近隣市町の中でも、『立派な議場』と言われてきた阿久比町の旧議場。
天井は高く、落ち着いた赤色のじゅうたんは重厚感があり、木目調の壁はどこか暖かさを感じた。
ここへ一歩足を踏み入れると、少し空気が違うように感じ、背筋が伸び、身の引き締まる思いがした。
ピンと張りつめた空気の中、42年間、阿久比町の未来を決める重要な案件を審議してきた。
この議場ができた当時、議員の定数は28人。この間、定数削減を繰り返し、現在は半分の14人となった。
定数が減っても、熱い議論は変わらない。
新しい議場での本会議が待ち遠しい。