2015.02.15
広報あぐい トップ » オアシススケッチ(3)
「阿久比谷虫供養」一連の行事である「寒干し」が1月18日、今年の当番である萩地区の法久院で行われました。「知多の虫供養行事」として愛知県無形民俗文化財にも指定されています。
冬の冷たい風にさらすため町指定文化財の「三尊阿弥陀仏」などの掛け軸が保管箱から出され、本堂にきれいに並べられました。花が飾られたり果物が供えられたりと整えられた会場で、先導する導師と同行衆が声を合わせて百万遍念仏を大唱和しました。
年が明けた寒のうちに行われる「寒干し」に続いて、夏には秋の本番前に向けて「土用干し」が行われます。
食育の一環で草木保育園の年中・年長の園児74人が、1月22日に町給食センターを訪れました。園児たちは、2階から調理室の様子などを見学。調理される大量の野菜や肉、果物を見て驚きの声を上げていました。調理室を見学した後、町栄養士から給食のできるまでの過程について写真などを使った説明を受けた後、給食に関するクイズに答えたり、調理で使う大型の調理具に触れたりして楽しんで給食について学びました。
見学を終えた年長児は「給食を作っているところを見て楽しかった。頑張って作ってくれているから全部食べるよ」と元気に話しました。
宮津保育園で1月23日、保護者会主催で「あめ細工」のお楽しみ会が行われました。あめ細工士が園児たちと会話をしながら、あめに色を付けたり、はさみで切り込みを入れたりして、動物やキャラクターのあめ細工を軽やかに作り上げていきました。どんどん色や形が変わるあめの様子を食い入るように見つめる園児たち。作品が完成すると「すごい」と歓声が上がり、自然と拍手が起こりました。間近で見る職人の技に園児たちは満足そうでした。主催した保護者会の方は「資金集めが大変だったが、子どもたちが喜んでくれてうれしい。それが何よりです」と笑顔を見せました。
ほくぶ幼稚園で日本の伝統文化に親しむことを目的としたお茶会が1月16日、前園長原和代さんを講師に招いて行われました。年長児が講師の先生から正座の仕方やお茶のたて方など茶道の基本を教わり、全員がお茶をたてる役、お茶を運ぶ役、お菓子を運ぶ役の3つの役を体験しました。「思ったよりも簡単だった」と先生から教わったとおり背筋の伸びた正しい姿勢や作法でお茶をたてる飲み込みの早い園児たち。友だちがたてた抹茶を「苦いけどおいしい」と笑顔で味わっていました。今回学んだことを生かして、年長児は保護者を招いた感謝茶会を2月に行います。
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