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2013.09.15


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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革 (214)

□問い合わせ先 防災交通課 TEL (48)1111(内208)

阿久比町全地区で一斉に防災訓練を実施


避難者の集計作業



消火栓を使って訓練



川に向かい放水

町内全地区を対象とした一斉防災訓練を、8月25日(日)に行いました。訓練は、「南海トラフを震源域とした巨大地震が突然発生し、家屋の倒壊や火災の発生、液状化による地盤沈下などにより町内全域で大規模な被害が生じた」と想定して実施しました。

訓練の開始は午前7時。緊急避難を知らせるサイレンを合図に、身体の安全確保や安否確認フラッグ掲示など各家庭における訓練、地区で指定されたモデル班による避難訓練、自主防災会を中心とした避難や被災の状況の集約訓練など、さまざまな訓練に取り組みました。

宮津地区では、地区内の3カ所に訓練場所を設け、避難人数の集計、消火栓から水を出す放水訓練などを行いました。雨が降るあいにくの天気でしたが、多くの皆さんが参加しました。

一方、町職員による訓練では、役場庁舎やオアシスセンターが倒壊などにより使用不能の想定で、駐車場に張られたテントに町災害対策本部を設置し、本部長である町長の指揮のもと、災害時の初動対応などを検証しました。

『災害時には全職員が防災担当』の意識のもと、宝くじの助成金により各地区へ配備された無線機を活用した情報収集訓練を始め、半田消防署阿久比支署と町赤十字奉仕団の指導による応急手当訓練や、給水、物資搬送訓練などに総員体制で取り組みました。

消防団も、各分団管内で発生した火災の消火活動訓練を実施しました。

地震はいつ起こるかわかりません。自主防災会の訓練などへ積極的に参加するとともに、耐震改修や家具の転倒防止対策、非常持ち出し袋の準備などを行い、日頃から地震に備えましょう。

テントに設置された町災害対策本部

        

玄関先に掲げられた安否確認フラッグ

    
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