2013.06.15
広報あぐい トップ » トピックス(1)
阿久比町では、平成6年7月1日に開催した「ほたるサミットあぐい'94」を記念し、7月1日を「あぐいほたるの日」としています。
さらに、町制施行55周年記念事業として平成20年12月に開催した「子ども議会」での提案を受け、6月20日〜7月10日を、町民こぞってホタルを見に出掛ける期間「ホタルと一緒に自然を守らナイト」としています。
ホタルは環境のバロメーターです。家族や友人と水田などにホタルを見に出掛け、小さな淡い光を通して、命や自然の大切さを今一度見つめ直し、考える機会にしてください。
7月上旬に、水田や川辺にある草の根元、水ゴケに卵を産み付けます。2週間から3週間ほどで卵がかえり、生まれた幼虫は、7月下旬に光を避けて水の中に入ります。再び陸上に戻り始める時期は、翌年の5月下旬からになります。雨の夜などに陸に上がった幼虫は、繭(まゆ)を作り10日ぐらいでさなぎになり、成虫になるときを土の中でじっと待ちます。羽化は6月中旬〜7月中旬の長期にわたりますが、成虫として生きていられるのは1週間ぐらい。その間に子孫を残し、1年間のはかない一生を終えます。
阿久比町では、毎年ホタルの分布調査を行っています。今年も小中学校児童生徒の皆さんの協力を得て実施します。皆さんも、自宅の周りや散歩道などでホタルを見つけた場所をお知らせください。調査結果は、8月1日号の広報あぐいに掲載します。
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