広報 あぐい
2008.06.01
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阿久比町体育指導員の皆さんです

□問い合わせ先  社会教育課 TEL (48)1111(内280)
(敬称略)
委員長      竹内 悟司 (南部学区)                  
副委員長   新美  明 (東部学区)   松岡 詳子 (英比学区)      
委員   竹内 晃一 (英比学区)   坂部 俊光 (英比学区)      
    竹内やよい (草木学区)   桑山 正己 (草木学区)   佐野 欽也 (草木学区)
    大森 直和 (南部学区)   新美 智浩 (南部学区)   新美  香 (南部学区)
    任期 平成20年度〜21年度
体育指導委員とは

スポーツ振興法の規定に基づいて町の委嘱を受け、町のスポーツの振興を図るため町民の皆さんがスポーツに親しむ機会を提供したり、スポーツの実技指導その他スポーツ全般にわたる活動をしています。

地域・地区などでスポーツ指導や紹介を希望される団体・グループの方は、気軽にご連絡ください。

□問い合わせ先
社会教育課 TEL (48)1111(内280)

みんなで生涯学習

 

「遊び方教室」で工作を楽しむ親子

生涯学習フェスティバルが中央公民館とふれあいの森の会場で、5月17日と18日の2日間開かれました。

子どもから大人まで楽しく1日を過ごしてもらおうと各体験コーナーが設けられ、親子で工作が楽しめる「遊び方教室」「発明クラブコーナー」「傘アートコーナー」などに人気が集まっていました。

第36回文協まつりでは、文化協会のメンバーが日ごろの活動の成果を披露する場として、芸能大会や作品展示などが行われました。


笑顔で講演する勅使川原さん

笑顔で熱演

17日、ショートトラック・スピードスケート元五輪代表の勅使川原郁恵さんの記念講演会が開かれました。

「街道てくてく旅」と題して、現役選手引退後にテレビの旅番組の取材で出会った人との出会いやふれあいについて、会場に集まった約220人の参加者にユーモアを交えながら話していました。「阿久比の皆さんの笑顔で楽しい講演ができました」と最後を結んでいました。

子どもに伝えたい あぐいのむかし(21)

 

横松大工に萩左官、宮津さかろく

〜その2「萩左官」の話〜


左官道具

左官は、古くは「壁大工」「壁塗り」と言われていました。「萩左官」と言われるように、萩には昔から左官業を営む人が多く存在しました。

大正時代から昭和初期にかけては、左官の仕事が少なくなり、阿久比町に定住して左官の仕事をする人が減少しました。

左官の修行は学校を卒業してから12歳か14歳で弟子入りする場合が多く、親方は自分の身内か知り合いの息子など身元のしっかりとした者しか弟子に取りませんでした。これは「棒折れ」と言われる年季が明けるまで辛抱できなくて修行の途中で家を飛び出す人がいては困るためです。阿久比町には弟子を取るような大きな左官はいなかったので、よその地で修行する場合が多かったようです。

弟子入りしてから1年から2年は山から持ってきた土を選別し、わらをもんで土を混ぜる土づくりを行いました。徐々に荒壁塗り、中塗り、上塗りと修行を積み、弟子入りから5年くらいで一応仕事がこなせるようになると、年季が明けました。

弟子の生活は親方の家に寝泊りし、お金は小遣い程度しかもらえませんでした。食事は食べさせてもらえますが「兄弟子より早く寝るな」「兄弟子より早く起きろ」「味噌汁は冷たくなってから食べろ」が習慣となっていたようです。

次回は「宮津さかろく」についてです。

(参考 阿久比町誌資料編8)



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