広報 あぐい
2008.06.01
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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト

〜全国へ発信 18〜

□問い合わせ先  学校教育課 TEL (48)1111(内202)

家庭、園・学校がともに育ち合うための手引き

生活習慣・学習習慣・食育研究部会がまとめた「家庭、園・学校がともに育ち合うための手引き」から、小学校2年生(8歳)の部分を紹介します。家庭教育の参考にしてください。


目指す子どもの姿と働きかけ 小学校2年生(8歳)
生活習慣

基本的生活習慣や集団でのルールやマナーを身に付けている児童

あいさつや返事、ありがとう、ごめんなさいなど適宜使う。

家庭・学校のきまりを守って行動する。

物や道具を大切に使う。

自分の持ち物などの整理ができ、前もって準備をする。


学習習慣

興味をもって授業に参加する児童

人の話を最後まで聞く。

文字を正確に書く。

自分で翌日の用具を準備する。

読書をする。


食育

食事のマナーに気を付け、食材に興味・関心をもって食事をする児童

食事が終わるまで席について食べる。

ごはんとおかずを交互に食べる。

はしを正しく持って食べる。

適量を知り、残さないで食べる。


家庭からの働きかけ

子どもと一緒に保護者自身が積極的にあいさつをする。

集団生活では、ルールが必要であることを知らせる。

物や道具には、作った人の気持ちが込められているということを知らせ、親が物を大切に使う姿を見せる。

整理しやすいように環境を整え、前もって準備することで、いかに時間に余裕ができるかを知らせる。


相手の顔を見て話を聞くようにさせる。

ノートを見てアドバイスをする。

準備ができているか点検する。

家族で読書の時間をもつ。


家族が一緒に会食し、マナーの手本を示し、根気よくしつけをする。

いろいろな食品を献立に取り入れ、味覚の発達や、食べられる食品を増やしていく。

主食とおかずをそろえた食事を用意する。

毎食野菜料理を作る。


学校からの働きかけ

先生から生徒へ、また先生同士のあいさつをしっかり行い、自ら手本となる行動を取る。

学校のきまりなどを保護者にも周知し、家庭での協力を促す。

教科書や文具を大切に使うことを指導する。

前もって準備することは、時間に余裕ができ、忘れ物をしないようになることを知らせる。


相手の顔を見て話を聞くようにさせる。

文字を正しくていねいに書くよう指導する。

連絡帳を点検し、きちんと書かせる。

読書タイムの充実を図る。

仲間と一緒に食べることを楽しむ雰囲気をつくる。

一緒に食べる人への配慮をさせる。

ごはんとおかずを交互に食べるよう指導する。

献立に応じて箸やスプーンが使えるよう指導する。

1食の適量を知らせる。

野菜の栽培、収穫、調理を通して食への興味関心を高める。

食べ物が自然の中で生育したものであることを知り、食べ物への感謝の気持ちを育てる。

□問い合わせ先
学校教育課 TEL (48)1111(内202)


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