「いつまでも食べたい物が食べられる歯」を目指しましょう
食べることは、私たちにとって大きな楽しみの1つです。「歯」は、食べることに大きな役割を果たしています。
20本以上歯があると、ほとんどの食べ物を自分の歯で食べることができます。また、20本以上歯がある人は、年齢を問わず健康で、特に高齢者は認知症や寝たきりにもなりにくいとされています。
しかし、歯周病やむし歯などにかかると、歯を失ってしまうことがあります。
若いときから、歯周病の初期段階である歯肉炎にかかる人が多くみられます。
歯を失うのは老化が原因でなく、若いころに発症した歯肉炎が重症化して歯周病となるために起こることが多いのです。
若いうちから口の健康を保っていくことが大切です。
歯周病は全身に影響を与えることもあります
口の中が歯肉の炎症やうみで汚れた状態になると、過剰に繁殖した細菌が粘膜や血液を通って全身を回り、心臓や肺などに炎症を引き起こすことがあります。
歯周病は、口の中だけでなく、全身の健康状態に影響を及ぼします。 |