集団災害合同研修会を実施しました
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傷病者を運ぶ赤十字奉仕団 |
エアテント内での応急手当 |
2月25日、浅井外科(大字白沢)で「集団災害合同研修会」が実施されました。
知多郡医師会阿久比支部の医師、看護師、事務員の皆さん、阿久比町赤十字奉仕団、あいち防災リーダー、半田消防署阿久比支署など約150人が参加しました。
訓練は鉄道の踏み切り付近で列車と自動車が衝突して列車が脱線し、乗客に多くの負傷者が出たと想定。事故直後に消防署の救急隊が現場で1次トリアージを行い、病院に搬送された状態からスタートしました。
トリアージとは
多数の傷病者に対して緊急度・重症度に応じて、限られた医療資源を最大限に活用して、可能な限り多くの傷病者の治療に当たることです。
トリアージ・タッグを使い、黒、赤、黄、緑の4色で傷病状態を分け、今回の訓練では治療の優先順位をつけて搬送や治療に当たりました。 |
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顔や足から血を流すなどの外傷メイクをした傷病者役が、町内の医療機関から応援要請された医師・看護師が待つ病院駐車場に到着すると、医師らは2次トリアージを行い、重症者と軽症者に振り分け、応急手当を行いました。
軽症者には赤十字奉仕団が半田消防署阿久比支署の設営したエアテント内で応急手当の訓練をしました。
医師の的確な指示・指導や、外傷扮装メイクをした傷病者役の迫真の演技など、参加者は今回の訓練に真剣に取り組みました。
今後は、参加した関係機関と訓練の検証を重ね、災害時の医療救護の在り方について、より相互に連携した迅速な体制づくりを目指したいと考えています。
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