
新しい防災マップ |
阿久比町では、防災マップを刷新し、町内全世帯に配布しました。
新しい防災マップは、B4カラー版の全18ページです。新たに盛り込まれた主な内容は、次のとおりです。
○洪水ハザードマップ
阿久比川・十ヶ川流域浸水予想図では、浸水が予想される水深と区域、東海豪雨の浸水区域と避難所が表記されています。
○地震防災マップ
町内を4地区に分割し、避難所、避難場所、医療機関、山腹崩壊危険地区などが表記されています。
○東海地震・東南海地震の震度分布
愛知県が実施した町内の予測震度と液状化危険度、阿久比町の被害予測が掲載されています。
災害による被害を軽減するには、自分たちの住むまちの災害の危険性を知ることが重要です。
ハード面の整備だけでなく、町民の皆さんが災害に関する知識を正しく共有することが不可欠です。
今後は、この防災マップを基に、家族で自然災害に遭遇したときの避難ルートや避難場所、公衆電話の場所、離れた家族との連絡方法を話し合うなどの「わが家の防災会議」を開いてください。
各自主防災会では、このマップには記載されていない情報、例えば、自主防災会の防災資機材備蓄リストや消火栓・防火水槽の位置、防犯パトロールによる危険個所、井戸水提供協力者、災害時要援護者などの地域の細かな防災情報を載せた「防災マップ地域版」を作成し、自分たちの地域を再認識してください。
自主防災組織は、「自分たちの地域は自分たちで守る」という共助の精神のもとに成り立ち、災害時はもちろん、日ごろからの地域におけるコミュニティ活動の中心となり、その果たす役割は大変大きなものがあります。
地震発生直後の初期消火や救出救助、災害時要援護者の安否確認・避難誘導などは、平常時から自主防災会の組織力・行動力を高め、実効性のある組織づくりが重要です。 |